モゾモゾしちゃう…テレワークの20代IT男子が「どうしても気になるコト」

anan編集部 — 2020.3.24
テレワーク/リモートワークをしている20代男性のリアル困ったことよかったことをレポート。働き方改革への第一歩となるか? 実体験中です。

絶賛リモートワーク中! 20代IT男子の場合

――PC作業が多いIT系の仕事をしている20代同棲中男性が、このたびリモートワークをすることになりました。ちなみに彼女は出勤を続けているので、昼間はひとりでお家で仕事、という状況です。

リモートワークを始めてから、お菓子を買うようになりました。家で仕事をすると、良い意味でリラックスをして、周りの目を気にする必要がないので欲望が増えてしまいます。そのひとつとして、普段は食べないのに、お菓子をつまみながら仕事をするようになってしまいました。ファミリーパックをひとりでサクッと食べてしまいます。食べてはいけないとわかりつつも家にいると自分に甘くなってしまいます。

――ファミリーパックを買う時点で食べる気は満々な気がしますが、自分でも思いのほか消費が早いと。仕事をしながら食べると、確かにいろいろな感覚がおろそかになる気がします。やや危ない点です。

リラックスして仕事ができる一方で、集中が続きにくいことがあります。集中が切れると家の中や身の回りのことが気になり、洗剤やシャンプーなどの在庫は大丈夫かなと消耗品の在庫が気になってしまいます。休憩する時に買い物に出かけたりしますが、普段平日昼間に買いに行けないこともあり、家事に関する買い物に敏感になりました。

――そもそもマメな人の場合、家の中、家事のことに気がついちゃうんですね。多分主婦はみんなそうなんですけどね。

そのため日中にスーパーに買いに行く機会が増えました。普段は行けない時間帯なので、主婦の方やおじいちゃん、おばあちゃんの客層が多いタイミングでした。いつもはお惣菜を買うだけの足早な買い物ですが、美味しそうなミカンはどれかなと選んでいたら、おばあちゃんに「どれがいいかわからないよね~」と話しかけられ、少し談笑しました。いつもより時間にゆとりがあるだけで温かい交流が生まれるものなのだなと感じました。

――ご近所コミュニケーション! 災害時だけでなくおひとりさま対策に絶大な効果があると噂の! リモートワークの副産物はすばらしいですね。

また、家の便利グッズが増えました。リモートワークになる前はほとんど家にいることがなかったので、仕事環境が整っていませんでした。そこでスマホスタンドや足用カーペットを買いました。外に出たり動くことが少なくなったぶん、机に座っている環境をいかに快適に過ごすかを考えた結果、便利グッズが増えました。

――身の回りの環境を整えるタイプ、まさに巣籠り。居心地のいい場所が多くなるのか、それとも仕事のストレスを感じる場所が多くなるのか。集中力とともに、切り替えも今後の課題になりそうですね。

まだ続く、リモートワーク! リモート明けになっても、この経験を基にいろいろな状況に対応することができそうです。まずはダイエット、運動不足解消が直近の課題かもしれませんが。


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