あえて子どもの話題を… 男性と「ラブラブになれるLINE」3選

文・並木まき — 2020.3.19
バツイチ男性に恋をする女子も珍しくない昨今。結婚歴がある男性だからこそ、意外なLINEが彼らのハートを掴むケースもあるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなLINEを3つご紹介します。

1:元妻の悪口への共感

「私は基本的に、誰かの悪口を言う男性は好きではありません。しかし、今付き合っている彼が、元妻について悪口を言ったときは、思わず同情しました。どうやら、彼女の不倫とモラハラが原因で離婚したようです。

そこで、彼が元妻の悪口をLINEで送ってきたときは、とにかく派手に共感を示すようにしてみました。

すると、彼も溜飲が下がったのか、元妻の悪口も言わなくなり、雰囲気も明るくなってきたんです。

昔の私なら『悪口はやめなよ』『一度は愛し合った仲でしょ』など、冷めた返事しか言っていませんでしたが、相手の考えに合わせることも重要だと再確認しました」(38歳女性/ネイリスト)

まだ過去の傷が癒えていない男性の場合、“悪口”という形で気持ちの整理をつけていることも。悪口を聞いても気分は悪くなるばかりでしょうが、彼を上手にサポートできれば、もっとラブラブになれるかも!

2:大掃除の相談

「離婚して2年になる今の彼は、結婚当時に家族で住んでいたマンションに、ひとりで暮らしています。

何度か彼の家に遊びに行ったことがありますが、奥さんや子どもが使っていた大型の家具がそのままになっており、気になっていました。

でも、気持ちの整理がついていないかもしれないし、私から『捨てて』とお願いするのもどうか……と迷っていたんです。

あるとき、LINEでちょうど掃除の話題になったので、思い切って『昔の家具、片付けちゃえば? 私も手伝うよ〜』と提案しました。

すると、彼からは『俺もずっと気になっていたんだけど、ひとりじゃ気が重くて、2年も放置してた。一緒にやってくれるなら助かるよ!』と返信が! さっそくその週末、ふたりで大掃除をしました。

その日以来、彼との距離がますます縮まったような気がします。変に気を遣いすぎず、思い切って提案をして良かったです」(37歳女性/医療関係)

彼の過去の清算をサポートできれば、間違いなく心の距離は縮まりますよね。おせっかいに思われない程度に、さりげなく提案するのが正解なのかもしれません。

3:彼の子どもの話題

「今付き合っている彼氏はバツイチで、子どもがひとりいますが、子どもは離婚した元妻のもとで暮らしています。

最初の頃は、会いたいときに子どもに会えないのはツライだろうな…と、あえてその話には触れないようにしていたのですが、あるときに彼が子どもの昔話を語りだしたんです。

それで『ひょっとして、彼は子どもの話をしたいのかな?』と思ったので、試しに私からLINEで『子ども、いくつになったんだっけ?』『今度の誕生日には、どんなプレゼントを贈るの?』って感じで、その話題を出すようにしてみたら、彼との距離が急速に縮まりました。

彼も『自分の過去に理解のある女性と付き合いたかったから、嬉しいよ』と、心の内を打ち明けてくれました」(35歳女性/秘書)

男性側の性格や状況にもよるでしょうが、離れて暮らしていると言っても、子どものことを想い続けるのが親心。子どもの話を気兼ねなくできる安心感から、ふたりの信頼が深まるケースもあるようです。

バツイチ男性たちには、人知れず深い心の傷を負っている人も珍しくありません。

そんな彼らの気持ちに寄り添うLINEを送ることができれば、今よりもっとラブラブになれるかも。頑張ってくださいね!

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