結婚したいかも…男性が「居心地の良さ」を感じた瞬間

文・牧ぐりこ — 2020.2.21
「理想の結婚相手は?」と質問しても、男性からは「うーん、居心地のいい相手?」などとぼんやりした返事しか返ってきません。「居心地がいい」って具体的にどんなこと!? そこで今回はライター・牧ぐりこが、男性のみなさんに「居心地の良さを感じた瞬間」について聞いてきました。

お互いに甘えられる

「彼女に元気がないときは『どうしたの?』と話を聞いたり、忙しくても時間をつくって、甘やかしてあげたいと思っています。逆に彼女は、僕が仕事で参っているときに『完璧じゃなくたって大丈夫だよ』と連絡をくれたり、僕の家で大好きなオムライスを作ってくれたりするんです。精神的にギブアンドテイクの関係で、お互いに甘えられる気安さがあるので居心地がいい。彼女となら、結婚してもいいかな……と思い始めています」(32歳・法律関係)

精神的に支え合える関係が、居心地の良さにつながるというエピソードでした。“女性のことはとことん甘やかしたい”お兄ちゃんタイプ(!?)の男性がいることも間違いないですが、どんな間柄でもお互いが自立していないと息切れしてしまうもの。どちらからが尽くすのではなく、支え合える関係を目指せるといいですね。

なんでも相談できる

「僕が彼女との結婚を意識したのは『なんでも相談できて、居心地がいいな』と感じたからです。僕がぼそっと愚痴をこぼしたときに『素人考えだけど……』と前置きしながらくれるアドバイスに、はっとさせられることが多いんです。真面目に向き合ってくれているから『なるほど』と思うような意見が出てくるんだと思います。そんな彼女の真摯な姿勢と、持ち前の鋭さを尊敬しています。対等に話せる女性と結婚できたら、毎日がもっと楽しくなりそうですよね」(33歳・IT)

なんでも相談できる、相談したくなる環境に、居心地の良さを感じるというエピソードでした。結婚して家庭を築くと、これまでは出会わなかった問題に直面するもの。そんなとき、尊敬できるパートナーと解決策を探せることほど、心強いことはありません。結婚してからもいい夫婦になれそうですね。

自分の時間を持てる

「高校卒業と同時に実家を出たので、かれこれ17年も一人暮らしなんです。自分の時間がたっぷりあることに慣れてしまったので、仲間と徹夜でする麻雀や、ずっと続けているギターなど、趣味の時間を簡単には削れません。
でも、今の彼女と過ごすのはとても居心地がいいんです。彼女もひとりの時間が必要なタイプで、日本国内あちこちにひとりで出かけています。
そんな彼女から『次の誕生日までに結婚したい』と言われました。“結婚してからも自分の時間がほしい”という希望が同じなので、一緒に楽しく暮らせるかもしれない……と思っています」(35歳・商社)

時間の使い方が似ているから居心地が良い、というエピソードでした。もちろん二人の時間を重視するカップルもいると思います。ですが大切なのは過ごす時間の長さではなく、お互いの理想と現実のギャップがどれだけ小さいかどうか。お話を伺った男性は「一緒に過ごしたいと思う頻度」が彼女さんと近いので、居心地の良さを感じたようですね。

以上、男性の考える「居心地のいい女性」エピソードでした。どの男性からも“お互いに〇〇できる”という、対等な関係を重視する言葉がでてきました。女性から見た「居心地のいい男性」も、同じことではないでしょうか。せっかく結婚するなら、片方が我慢するのではなく、良いチームになれる男性を選べるといいですね!


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