もう不倫はやめよう…男性が自分の過ちに気が付いたLINE3選

文・並木まき — 2021.5.23
不倫中の男性が、ある日いきなり「こんな虚しいことをしていてはダメだ」と目が覚めることがあるようです。そこで、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、不倫男たちが自分がしていることの虚しさに気づいたLINEをご紹介します。

1:寂しがる不倫相手のLINEで…

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「恥ずかしながら10年の結婚生活の間、ほとんどの期間で不倫をしていました。だけど、最後の不倫相手がひどく寂しがりやな子で、いつもメンタルが不安定になっては、僕に『さみしい』『ツライ』とLINEを連投してきていました。その返答を考えているうちにハッと目が覚めたんです。
昔の僕は、“法律なんて人が決めたもので、誰かを好きになる本能は止められない”なんて思っていたけれど、浅はかだったな……と。よく、不倫は誰も幸せにならないって聞くじゃないですか。
不倫をすることで、みんなが傷つくし、誰も幸せじゃないんだって、不倫相手の寂しさを訴えるLINEが教えてくれました」(39歳男性/IT)

本来、恋愛は寂しさよりも充実感にあふれているはず。しかし不倫となると、そうはいきませんよね。寂しがる女性の姿から、自分がしていることの愚かさに気づいた男性もいるようです。

2:スリルだと思っていた状況にバカバカしさを…

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「ダブル不倫をしていた頃、イベントが近づくと不倫相手と何をするか相談をしていました。しかし『お互いの家族にバレないよう、プレゼントはナシね』とか『繁華街でデートすると誰かに見られる可能性が高いから、クリスマスイブはラブホテルに直行しよう』って連絡するうちに、だんだんと虚しさが強くなってきて……。
そういうのをスリルだと思って楽しんでいた時期もありましたけど、俺何やっているんだろうな〜って急にバカバカしくなったんです。
それで、去年のクリスマス直前に不倫相手との関係は清算しました。もう二度と不倫をするつもりはありません」(44歳男性/サービス)

初めのうちは「スリル」だと感じていたシチュエーションも、時間が経つと、虚しい関係だと気づくこともある様子。そこに気づけた男性なら、二度と不倫には走らずに済むでしょう。

3:嫉妬にまみれた汚い一面を見て…

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「職場の後輩と不倫をしていたとき、だんだんとその子が妻に嫉妬するようになったんです。LINEでも、露骨に妻の悪口を僕に送ってくるようになりました。
最初のうちは、それだけ僕に惚れ込んでいるんだろうなって思っていましたが、毒舌がエスカレートして『あなたの奥さんは、どうせバカ女でしょ?』『奥さんってだけで勝ち組だと思ってる惨めな女』とまで送るようになり、なんとも言えない嫌悪感が出てきて……。
後輩をそこまで追い詰めたのは僕なんだって思ったら、無性に悲しくなりました。
不倫は、嫉妬や嫌悪感などの汚い感情を引き出すだけでロクなことがないんだと悟りましたね……」(35歳男性/コンサルタント)

嫉妬心が強くなると、不倫相手の妻が攻撃対象になってしまう女性もいます。そんな姿に豹変させた自分を反省できる不倫男は、不倫から目が覚めるのも早いかもしれません。

「不倫」という誤った道に足を踏み入れた男性でも、不倫相手からのLINEで、ハッと目を覚ますことがあるようです。人間である以上、過ちをおかしてしまうこともあるでしょう。しかし、早い段階で虚しさに気づけたなら、二度と足を踏み外すことはして欲しくないですね。

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※2020年3月15日作成