不倫してたの…男性に話さないほうがいい「女性の自虐ネタ」

文・沙木貴咲 — 2020.2.21
嫌われたくないと思えば、誰だって好きな人には欠点を見られたくないでしょう。でも、コンプレックスを逆手に取って笑い話にできたら、むしろ好かれるきっかけになるんです。言わずに隠すより、堂々とさらけ出した方がいいかもしれません。

自虐ネタを言ってお客さんの心をつかむ芸人はいますが、自虐ネタで好きな人の気を惹くことはできるんでしょうか? 笑いを取るだけで恋愛対象にはならないのか、興味を持ってもらうきっかけになるのか。男性の本音を探ってみます。

コンプレックスを笑い話にできる女性は「いいな」!

「グラマーな同僚が飲み会で上司からセクハラじみたことを言われた時、自分のお尻の大きさをネタに笑いを取って話を収束させた。フェミニストを気取るわけでもなく、委縮することもなくオジサンたちを黙らせたのでいいなと思った」(28歳男性・営業)

注目されたくない部分や短所を隠すのではなく、堂々とさらけ出すスタンスは好感度が高いようです。

「170センチ以上ある長身の女友達は、背が高いことを気にしてハイヒールを履かない。でも、『お父さんと服が共有できて便利』とあっけらかんと笑うので、周りは誰も気にしないし、男ウケはむしろ良い」(34歳男性・エンジニア)

コンプレックスを隠そうとすると、それが周囲にも何となく伝わってぎこちなくなることがあります。でも、当の本人が笑い話にするなら、親しみやすいだけでなく明るくメンタルが強い女性と好印象に映るでしょう。

自虐ネタは堂々としていれば男性にとってアリ。好ましく思われるようです。

これはダメ! 男性がドン引きする女性の自虐ネタ

コンプレックスを逆手に取った自虐ネタはアリだとしても、男性が「それはない」と引いてしまう自虐ネタがあるそうです。

「酔っ払って目が覚めたらホテルのベッド、というお酒の失敗を語られると萎える。どんなにかわいくても彼女候補にはならない」(34歳男性・エンジニア)

「三角関係で修羅場とか、不倫経験があるとか、男絡みのダメアピールはだらしない女性としか思えない」(38歳男性・自営業)

泥酔しての失敗談や、元彼がダメ男ばかりといった自虐は、男性からは危険視されそうです。恋愛対象外にされたり、尻軽なタイプとして遊ばれたりするかもしれません。

もし笑いのネタになるとしても、合コンや男性の前では話さないほうが安全。話すなら、気心の知れた女友達との女子会に限定しましょう。

「どうせ私なんて…」ネガティブな自虐にウンザリ

自虐というと、「どうせ私なんてダメなんです……」とイジけることを思い浮かべる人が多いかもしれません。

でも、男性からすると、ネガティブな自虐はどうフォローしたらいいか困るし、そもそもフォローすることを面倒に感じるでしょう。「そんなことないよ」と当たり障りのない言葉をかけたら、さりげなく距離を置いて関わろうとしなくなるはず。

「かまってちゃんの自虐は相手をするのが大変。疲れるから、あまり仲良くなりたくない」(38歳男性・自営業)

謙虚に振る舞いすぎて自虐になってしまう人もいますが、謙遜しすぎはかえってマイナスイメージを与えるようです。自虐を言うなら明るくカラッと。笑える内容にした方が男性からの好感度が高くなるでしょう。

自分の短所を認められる女性は魅力的

自虐ネタを笑い話にできるとは、自分のダメなところを嫌わず認められるということ。男性の目には、人間性が高く懐が広い女性だと映るでしょう。また、女性がみずからコンプレックスをさらけ出してくると、親近感が湧いて付き合いやすいとも思われるようです。

自虐のネタは厳選するべきでしょうが、「恥ずかしい」「みっともない」と隠すのはもったいないかもしれません。さっぱりと明るく話せたほうが、気になる男性から好かれやすくなるはずです。

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