【150cm以下】野暮ったい? 小柄さんが避けるべきNGアイテム スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯90

イラスト、文・角佑宇子 — 2020.1.26
身長が低いと洋服の着こなしが決まらないことはよくあります。でも、具体的に何がどうダメなのか、その原因を知らないと失敗していることにも気づかないですよね。そこで今回は、身長が150cm以下の方にとってNGな冬のファッションアイテムをご紹介します。

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 90

柔らかい素材のワイドパンツ

15001

柔らかい素材のワイドパンツは下半身をよりいっそうボリューミーにさせてしまうアイテムです。背が高いと生地に立体感がなくても、ヒールを履いたり、本来の脚の長さでうまくカバーできるのですが小柄さんはそれが難しいですよね。

なので、ボトムは基本的にスッキリとシャープに見えるシルエットを選ぶことを重視してください。もちろんワイドパンツ自体がNGということではありません。ワイドパンツを選ぶときは、地厚なウール地でかつ足のラインがキレイに見えるセンタープレスタイプのものがオススメ。程よく地厚な素材を推奨していますが、逆に肉厚すぎるコーデュロイ生地などは太見えになりかねないので素材選びに注意して取り入れましょう。

ボアコート

1502

ボアコートは見た目もモコモコで小柄さんが着ると女性らしいかわいさが出ます。ただ150cm前後、またはそれ以下の身長の方の場合、脚が細い、顔が小さいという条件がついてきます。身長が低くてもモデルさながらの頭身バランスだったら何でも合わせられるのですが、全員が全員そうであるとは限らないですよね。

脚の細さ、顔の大きさが標準な場合、ボアコートの重みが悪目立ちする可能性があるので要注意です。どうしてもボアコートを……という場合は、ロングコートではなくジャケットタイプを選びましょう。そのほか定番のメルトンコート、チェスターコート、ノーカラーコートのほうがバランスよく合わせられるので、他アイテムを取り入れることもぜひ視野に入れてみてくださいね。

できればネット購入は避けよう

以上、失敗を招きやすいアイテムをピックアップしましたが、絶対に取り入れてはだめ! ということではありません。取り入れたい場合は、失敗する可能性も考慮したうえで、どうカバーすればおしゃれに着られるかという視点を持ってアイテムをゲットしてください。

そのため、必須でオススメするのがやはり試着です。実際に着た印象を見れば、どこをどうカバーすれば着られるか何となくわかる場合もありますので、ぜひこのことを参考にお買い物を楽しんでくださいね。

ファッション-記事をもっと読む-_バナー

生理中こそ温活!…キモは生理用ショーツとオーガニックナプキン