【Eカップ以上】バスト大きめさんの「着やせ細見え冬アウター」 スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯87

イラスト、文・角佑宇子 — 2019.12.7
重ね着が増えるこの時期、バストが大きい方にとってのアウター選びは死活問題。生地が柔らかいものは膨らんで見えるし、逆にボリュームでカバーしようとすると余計に着ぶくれる。そこで今回は、バストサイズがEカップ以上の方向けにオススメする冬アウターのアイテムとコーデポイントをご紹介します。

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 87

しっかり地厚の「メルトンコート」

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バスト大きめさんは、生地がなるべく地厚なアウターを選ぶことをオススメします。とはいえ、ボリュームのあるダウンジャケットやボアジャケットは余計に膨らんで見える可能性があるので注意。バストサイズや身長、シルエットなど人によって合う、合わないの差が出やすいアウターはなるべく避けたほうがベターです。

いっぽうでオススメできるのが、程よい地厚のメルトンコート。表面は滑らかなウール地ですが、しっかりとした厚みと立体感があるのでバストラインをカバーできます。インナーはややぴったりとしたハイネックセーターにハイウエストのタイトスカートを合わせてシンプルで上品にまとめましょう。

V字見せでスッキリ「ガウンコート」

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もう一点、オススメするコートはガウンコート。ボタンタイプではなく、前を合わせて共布のベルトで締めるタイプのガウン風コートは、襟のデザインが大きくバストラインを目立たなくさせる効果があります。また、デコルテ周辺にはVの字のシルエットが生まれ、バストボリュームのスッキリ三重にも。

インナーはボートもしくはクルーネックで胸もとの露出は避けましょう。ガウンコートはコート自体のボリュームもあるので、バッグはミニかミドルサイズを選んで。同系色のロングブーツを合わせて統一感をはかるとよりオシャレな印象に。

丈感を重視してスタイリングを

バストの大きさをカバーしやすい2つの冬アウターをご紹介しましたが、いずれも大切なのは全身で見たときのバランスです。身長が高い方はロング丈のアウターを、身長が低い方はミドル丈かショート丈のアイテムを選びましょう。バストラインだけでなく、遠目から見て重さを感じないシルエットであることもぜひ忘れないでくださいね。

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