お前が言うな…! 人生を悟った不倫男の「呆れたLINE」3選

文・並木まき — 2019.9.30
不倫をしている立場のくせに、まるで人生を悟ったようなLINEを送りつける不倫男もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな不倫男からのLINEを3つご紹介します。

1:人生はプラスマイナスの帳尻が…

「私が不倫していたとき、相手の男は理屈っぽいタイプでした。あるとき、仕事で嫌なことがあってLINEで愚痴ったところ『人生はプラスマイナスの帳尻が合うようにできてるから。お前は不倫しているから、普通の人より悪い目に遭いやすいんだよ。仕方ないよ』とお説教されたんです。

落ち込んでいるときにそんなLINEを送る神経が信じられないし、そもそも、その不倫相手はお前だろ……! 呆れました」(30歳女性/イベント関係)

不倫相手本人から「人生の帳尻」なんて言われても、まるで説得力はありませんね。

とはいえ、自分の今までの関係を棚に上げて不倫できるような男のことですから、自分を棚に上げてお説教することも得意そうですね。

2:本当に好きな人とは結婚できない

「不倫していた頃、相手の男性に離婚してもらいたくて仕方なかったんですけど、彼の『離婚する』という言葉は口ばかりでした。

それで、何回かLINEで口論になっているんですけど、そのたびにその男から『本当に好きな人とは、なかなか結婚できないって言うしな…』『運命って本当、残酷なんだよな』と、悟ったような言葉が送られてきました。

結局、自分が離婚しないのを正当化してるだけじゃないかと思いました」(35歳女性/音楽関係)

離婚しない自分を正当化するかのようなLINEが届いても、白々しいだけですね。

3:バチ当たりな女にはさせられないよ

「もう別れましたけど、奥さんのいる人と密かに付き合っていた時には、その相手のことを本気で略奪したいと思っていました。それで、いつも私から彼にそう言っていたから、彼も私の想いは知っていたんですよね。

しかし、LINEで将来の話になったときには『略奪は人のものを奪うってことだから、絶対に幸せにはなれないし、そんなことをする女性にはバチが当たるのが道理だよ。僕は君をバチ当たりな女にはさせられない……』と彼が送ってくるんです。

確かに正論ではあると思うんですけど、あなたが言うか!? と思っていました」(37歳女性/サービス)

誰かを深く傷つけてまで略奪を試みれば、バチが当たっても不思議ではありません。しかし、当事者からそれを言われても、まるで心に響きませんね……。

不倫をしている男性の中には、まるで人生を悟ったかのような偉ぶったLINEを送る人もいるようです。

どんなに正論でも、思わず「あなたが言っても説得力がない!」と感じてしまう女性が多いのではないでしょうか。

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