俺にもナデナデして…男が密かに切望する「甘えのスキンシップ」

文・沙木貴咲 — 2019.9.12
男性にも甘え願望はあるし、彼女に癒やされたい時があります。「男が甘えるなんてキモイ!」なんて言わないで。だって、男性からすれば甘えてくるだけの彼女より、甘えることも甘えさせることもできる彼女の方が魅力的ですから。包容力って大事ですよ。

男性はいくつになっても甘えん坊で、赤ちゃんみたいなところがあります。仕事をする時は強気に厳しいことを言っていたとしても、彼女の前ではふにゃふにゃの素をさらけ出すはず。男性が求める癒しと甘えのスキンシップにはどんな特徴があるのでしょう?

男だって甘えたい!

彼氏に甘えたい女性は多いかもしれませんが、男性だって彼女に甘えたくなるものなんです。

男性だからって強いのが当たり前ではないし、強がることができない場面もあるはず。猫のように甘えようとして、彼女に「え、何? こういうプレイが好きなの?」と引かれればやっぱりショックでしょう。

彼氏から甘えられたことがないとか、男性の弱い部分を見るのが苦手という女性は、ストライクゾーンを少し広げるといいかもしれません。かわいく甘えるだけでなく、彼氏をやさしく包み込めることもできる彼女は、やっぱり男性にとって魅力的ですから。

胸に顔をうずめたい

「彼女の胸に顔をうずめてスーハーしていると落ち着く」(29歳男性:営業)

「女性の胸に顔を寄せるとやわらかくて良い匂いがする。バストが大きければそれに越したことはないけれど、実はそんなに気にしていない。甘えたいだけだから」(30歳男性:飲食)

男性は基本的におっぱいが好きですが、それは性的な魅力だけでなく、癒しの効果もあるからなのでしょう。また、女性に甘えるときに膝枕を求める人も多いですが、向き合って抱き合ったほうが、全部受け止めてもらえるという安心感があるんだとか。

頭をナデナデしてほしい

頭をナデナデ……は、女性が憧れる胸キュンシーンのひとつ。好きな人に頭をポンポンされるとたまらない気持ちになる女性がたくさんいるでしょう。でもそれは女性だけじゃないんです。男性も同じ。彼女にやさしく頭をなでられると、気持ちが安らいでリラックスするそうで。

「手の指を櫛代わりにして髪の毛を梳いてもらうのが気持ちいい。指をくるくるして髪の毛を遊ばれるのもほっこりする」(30歳男性:飲食)

「彼女が『かわいい』と言って頭をなでてくるんだけど、かわいいと言われるとうれしくなる。女の子の気持ちがわかる気がする」(29歳男性:営業)

……彼氏の顔を胸元に引き寄せて頭をナデナデすると、甘えたい男性は最高の気分になるのかもしれません。

添い寝してほしい

少し前に『ソフレ男子(添い寝フレンド)』なんてものが流行りましたが、添い寝で癒やされるのは女性だけではありません。男性は添い寝だけで終わらないでしょ……と思いきや、疲れていたり心配ごとがあったりすると、とにかく彼女にそばにいてほしいようで。

「仕事で失敗した時、彼女が何も言わずに隣に寝てくれた。本当に落ち込んでいる時は励まされるのもつらいから、ありがたかった」(30歳男性:飲食)

また、彼女と一緒にベッドに入ったからといって、男性はつねにエッチするとは限らないそうです。

「疲れすぎてしたくない時がある。一緒に寝るから当然するとは思わないでほしいし、添い寝で癒やされたい日もある」(29歳男性:営業)

男はいくつになっても『赤ちゃんっぽさ』を残している

個人差はあるでしょうが……男性は心のどこかに女性に甘えたい願望を持っています。母性を求める気持ちが多かれ少なかれあるのでしょう。

手足の爪を切ってほしい。
お風呂で体を洗ってほしい。
エッチの後でパンツを履かせてほしい。

これは、筆者が身近な男性たちから聞いた甘え行動の一部。女性からすれば「赤ちゃんか!」と突っ込みたくなりますが、そんなふうに構ってもらいたい男性は決して珍しくありません。

どんな男性にも『赤ちゃんっぽさ』はあるもので、疲れた時や不安に駆られた時は特に、それが甘えとして現れやすいようです。「男なのに情けない……」なんて言わず、やさしく甘えさせたなら、彼氏から最高の彼女として大事にされるはず。

自分が甘えるだけのかわいい女より、男の弱さすら受け止める大らかな女のほうが、彼女としては深みがあって魅力的なのです。

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