細見え! 華奢見え!「タイトワンピースの体型カバー大人コーデ」 スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯81

イラスト、文・角佑宇子 — 2019.7.21
夏場は体の動きに制限をかけないジャージーワンピが人気に。でも、ジャージー素材やサマーニットのようなタイトワンピースは体のラインがあらわになりやすいですよね。そこで今回は、気になる部分をカバーしながらも人気のタイトワンピースを上手に着こなせる方法をご紹介します。

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 81

オーバーサイズシャツを羽織りに

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タイトワンピースのボディラインが気になるという方は、オーバーサイズのシャツを上から羽織り、気になるラインをカバーさせましょう。この時、前あきで着こなすとだらしなく見えてしまうのでシャツは前閉じをして、トップスのように着るスタイルが最適です。ただし、ボタンを全部閉じてしまうと今度は抜け感がなくなるので、デコルテが見えるように襟まわりをグッと開けつつ、ウエストは絞るというバランスを意識してスタイリングを。

このほか、オーバーサイズのサマージャケットやサマーニットカーディガンなども相性が良くおすすめです。ポイントは羽織りものをゆったりさせ、ボディラインを目立たせないこと。アウターはいつもより、ややサイズが大きめのものを必ず選んでくださいね。

ベルトでウエストマークをさせる

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こちらは王道中の王道テクニックのベルトでウエストマークスタイリング。ウエストを強調させることができるので、締まりを感じられない野暮ったさもなくなるうえに、お尻などのボディラインの気になるパーツからも視線をそらす効果があります。数シーズン前は、極太のサッシュベルトなどが人気でしたよね。今季のベルトやサッシュベルトよりも、やや細めのベルトが主流。ウエストでキュッと絞って余ったベルトをサイドに垂らすという、ひとクセ効いたコーデを試してみてください。

さらにバックシルエットが気になる方はこちらも定番のロングカーディガンをさらっと羽織りましょう。カーディガンのデザインはどのようなものでもOKですが、ワンピースよりも色の濃いものを選ぶと全身が引き締まって見えるようになりますよ。

バッグはミニサイズがベスト

さらに、取り入れる小物にも計算を入れましょう。バッグは大きいサイズだと少しバランスが悪くなってしまう可能性があります。コンパクトなシルエットには、コンパクトだけどしっかりと存在感のあるミニバッグがおすすめです。

全身バランスを確認しつつ、小物合わせにもぜひ意識をおいて上手に体型カバーコーデを試してみてくださいね。

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