不気味しかない…男が別れを決意した「彼女のウザすぎLINE」

文・沙木貴咲 — 2019.7.2
彼氏が「別れたい」と言う理由はさまざまですが、彼女の何気ない行動にNGを突き付けるパターンは少なくありません。恋人同士にはあるあるのやり取りでも、かなり危険なシチュエーションがあるのです。彼氏が「別れたい」と思う瞬間、いったい何が起きているのでしょうか?

彼氏が「別れたい」と思う時、彼女が取っている行動とは? そこには、彼氏にもう付き合えないと思わせるほどの理由があるはず。彼女は大したことじゃないと思っても、彼氏からすれば恋が終わる重大な原因になるかもしれません。

大人なのにすねないで!

自分の思い通りにならないと、大人だってすねて不機嫌になるものです。彼氏が女友達とやたら親しくしたり、飲み会でデートをドタキャンしたりすれば面白くないと感じるはず。彼女がすねるというのは、恋のシチュエーションとして決して珍しくないでしょう。

でも、あまりにも長時間にわたってグズグズすると、彼氏だって「こんなに幼稚だとは思わなかった」と呆れてしまいます。

「元カノは一見すると頼れるお姉さんというイメージ。でも付き合い始めたら、下らないことですねる面倒くさいタイプだとわかって、別れるのも早かった」(28歳男性:営業)

また、精神年齢が高い男性や、いわゆるハイスぺと呼ばれる男性ほど、女性ならではのグズグズにウンザリしやすい傾向が。感情的に不機嫌をまき散らすことでしか自己主張できない女性には失望してしまうのでしょう。

「あまりに子どもじみた態度を取られると白けてくる。勝手にしろと思ってしまう」(34歳男性:外資系営業)

特にアラサーを迎えると年齢的にもいい大人なので、すねること自体がハマらなくなってしまいます。「彼氏の前では素直でいたい」とはいえ、ネガティブアピールは逆効果。カチンと来ることがあっても、できるだけ大人の対応を心がけましょう。

かまってアピールが強いと相手にしきれない

「元カノは、とにかくひとりでいられないタイプ。LINEも内容がないメッセージが多くて、典型的なかまってちゃん。相手するのに疲れて別れてしまった」(32歳男性:専門職)

同棲でもしない限り、二人でずっと一緒にはいられません。会えないとつらいかもしれませんが、あまりにかまってアピールが強いと彼氏もウンザリしてしまうはず。「さびしい」「会いたい」は適度に伝えるからこそ響く言葉。毎日のように言い続ける彼女には、やっぱり彼氏もウザさを感じるでしょう。

「寂しがる彼女が最初はかわいいと思ったけど、定期的にLINEで送られるようになると、呪われているように感じて。結局別れました」(28歳男性:営業)

彼女としては、愛情表現のつもりで彼氏にLINEをたくさん送り、かまってほしいアピールをするのかもしれません。でも、それは彼氏を追い詰め、「別れたい」と思わせるものなのです。彼氏がいなくてもひとりの時間を楽しめるようになったほうが良いでしょう。

重い女性はキツイ

ちょっとでも連絡が取れないと不安になり、小さなことにこだわりすぎる彼女は、彼氏に別れを決意させやすいかもしれません。

「飲み会で2時間LINEできなかったら、彼女から長文のメッセージが来ていて引いた。しかも、何度か『送信取消』をしていて、そのLINE画面を見た瞬間、怖くなった」(31歳男性:webデザイナー)

実は、この男性の別れた元カノを筆者は知っているのですが、彼女の言い分はこう。

「私は、彼に既読スルーしないでと伝えただけ。ただ文句を言っていると思われるのも嫌だから、理由をキチンと説明したつもり。いったん送ったLINEでも、これは伝わらないと思えば送信取消をして、内容を推敲して再送までしたのに。彼からの返信は『もう別れよう』のひと言だけ。どうして?」(29歳女性:医療事務)

いやいや……男性からすると、理由が説明してあっても文句は文句。メッセージが長いぶん、威圧感とプレッシャーを覚えたかもしれません。また、送信取消の形跡には不気味さしか感じないので、彼女は誠実かつ真面目に振る舞ったつもりでも、彼氏は「重い! 怖い!」と感じたはず。LINEを開いた瞬間、別れたいと思ったのも理解できます。

恋愛では、腹八分の付き合いが関係を長続きさせるといいます。良かれと思って取った行動が、逆に彼氏に別れを決意させることもあるのでしょう。

彼氏が自分の行動をどう見るかを想像して

恋人関係は、自分が満たされることだけを求めればバランスが崩れてしまいます。自己主張はしても、それを彼がどう見るのかは想像したほうが良いでしょう。

彼氏が、ワガママやちょっと重ためな行動を少しでも嫌うようであれば、二度と繰り返さないことが大事。恋人同士とはいえ赤の他人ですから、「彼女である私のすべてを受け止めて」というのは無理な話でしょう。

大切なのは、彼氏の「ここまでは許容範囲だけど、ここからはアウト」という境界線を正しく把握することです。

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