不倫相手から本妻に…ドロ沼化必至の「宣戦布告LINE」3選

文・並木まき — 2020.12.9
夫の不倫相手から、予期せぬタイミングで、まさかの“宣戦布告LINE”が届いた妻もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな背筋の凍るLINEを3つご紹介します。

1:「早く離婚してくれませんか?」

不倫相手から本妻に 宣戦布告LINE 不倫LINE ドロ沼化

「夫が不倫をしているんじゃないか……とは、当時も薄々思ってはいたんです。けれど、相手の女性からいきなりLINEが届くとは思いませんでした。

あるとき、知らない女性のアカウントから『早く離婚してくれませんか?』とメッセージを受信したときは、しばらく理解できませんでしたね。

よく分からないまま放置していると『往生際が悪すぎませんか?』と、続けて入ってきました。

夫は不倫相手に対して、離婚できないのをすべて私のせいにしていたようです。その女性からのLINEには返事をせず、帰宅した夫を問い詰め、その場で電話をさせて、女性とは別れてもらいました」(Aさん・42歳女性)

不倫相手である男から『離婚できないのは妻のせい』と聞かされていると、それを鵜呑みにして妻に直談判をもちかける女性もいるようです。

さすがの妻も、こんなLINEがいきなり届けば、慌てますよね……。

2:「××さんのことで、話があります」

不倫相手から本妻に 宣戦布告LINE 不倫LINE ドロ沼化

「知らない女のアカウントから、夫の名前を出し『××さん(夫)のことで、話があります』とLINEが届きました。

一見すると、そのアカウントのアイコンはペットの写真で、特に怪しい感じはなく、最初は『彼がどこかでトラブルでも起こしたのかしら』と、思っていました。

そこで『どのようなご用件ですか?』と聞いてみると、その女性から『離婚していただきたいのです』と丁寧な返信が来たので、驚きました。

夫が不倫しているなんて思ってもいなかったし、私のLINEを相手の女が知っているのもビックリじゃないですか。

頭が真っ白になった私は、とりあえず仕事中の夫に電話をして事実を確かめることに。

結局、そのLINEをきっかけに夫との関係はドロ沼化したのですが、夫が家庭に戻ると決めたので、彼を許すことにしました」(Uさん・38歳女性)

どんなに丁寧な口調であれ、不倫相手から本妻へのLINEは、宣戦布告に変わりありません。

不意に離婚を望むLINEが届けば、パニックになる妻も少なくないはずです。

3:「今、返しましたから」

不倫相手から本妻に 宣戦布告LINE 不倫LINE ドロ沼化

「夫の帰宅が遅い日が続いていて『なんか変だな』とは思っていたのですが、特に気にせず過ごしていました。しかし、ある夜、見知らぬアカウントから私にLINEが届き『今、そちらに夫を返しましたから』と書かれていたんです。

最初は意味がわからなかったのですが、それから1時間もしないうちに夫が帰宅。そして、この不気味なLINEが、ふたたび夫の帰宅が遅い日、同じ文面で届いたのです。

その時点で初めて、不倫相手からの宣戦布告だとピンときた私。何度かこういうLINEが届いたので、少しためてから夫に見せ、不倫を白状させました」(Eさん・45歳女性)

不倫相手が家庭に戻るときに、本妻にわざわざLINEを送るとは、かなりの根性です。とはいえ、今回は動じなかった妻の勝利でしょう。

夫の不倫相手から、予期せぬタイミングで宣戦布告的なLINEが届けば、驚きますよね。

できるなら、こんな経験をせずに夫婦生活を送りたいものです……。

© Aaron Amat /shutterstock
© fizkes /shutterstock

※2019年7月21日作成