Jr.EXILEの新プロジェクトとは? 世界、RIKU、砂田将宏に直撃

写真・大内香織 文・菅野綾子 — 2019.7.1
あのHiGH&LOWシリーズに続く、LDHの新たな総合エンタテインメント・プロジェクトがついに始動! その名も「BATTLE OF TOKYO~ENTER THE Jr.EXILE~」。そこで、Jr.EXILEを代表し、FANTASTICSの世界さん、THE RAMPAGEのRIKUさん、BALLISTIK BOYZの砂田将宏さんに、BATTLE OF TOKYOへの意気込みや今後の目標、さらには3人の普段の関係性まで聞いてきました!
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左から、BALLISTIK BOYZの砂田将宏さん、FANTASTICSの世界さん、THE RAMPAGEのRIKUさん。

「BATTLE OF TOKYO~ENTER THE Jr.EXILE~」の中心となるのは、EXILEを夢見てアーティストを目指してきたJr.EXILE世代と呼ばれるGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの4グループ。第一弾となる今回は、プロジェクト名の通り、MVやライブで4グループ総当たりの激しいコラボバトルを繰り広げます! 

———プロジェクトの発足を初めて聞いた時の印象を教えてください。

世界 シンプルに楽しみだなと思いました。ちょうどこの4グループがいい流れに乗れているタイミングでもありましたし、今回のライブ以外にもいろいろな可能性をはらんだプロジェクトだなと。GENERATIONSというしっかりした先輩がいて、THE RAMPAGEのチームワークやBALLISTIK BOYZのグローバル感、そしてFANTASTICSのスタイリッシュな雰囲気が合わさって、すごく面白いものができるじゃないかと思っています。

RIKU 3年前にTHE RAMPAGEとしてデビューして、このまましばらくずっと後輩としてやっていくんだろうなと思ったら、そのあとすぐにFANTASTICSが結成されて、今年またBALLISTIK BOYZがデビューして。そしてこのプロジェクトの発足と、なんだかスピード感がすごいなという印象でした。Jr.EXILE世代の中では僕らが上から二番目にあたりますし、核になる存在にならないといけないので、「よし、やってやるぞ!」という気持ちです。

砂田 最初に聞いた時はびっくりしました。その当時はまだデビューもしていなかったのに、もうそんな大きなプロジェクトに参加できるのか、と。でも、驚きやワクワクした思いと同時に、今の実力では先輩たちと同じステージに立ってもただ埋もれてしまうだけということはわかっていたので、毎公演のパフォーマンスで確実に成長していけるよう、気を引き締めて取り組んできました。

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EXILE/FANTASTICSの世界さん。

———それぞれのグループの強みは?

世界 FANTASTICSは一番スタイリッシュだと思います。2ndシングルの『Flying Fish』では真っ白な衣装で踊ってるんですけど、FANTASTICSじゃなかったら、そんなこと絶対ないと思いますし。でも、表向きはスタイリッシュなんですけど、けっこうはっちゃけるメンバーが多いので、中身は散らかってるかもしれないです。

RIKU&砂田 あははは!

世界 でも、BATTLE OF TOKYOのアルバムの楽曲では、各グループ3曲ずつ参加しているんですけど、その中でそれぞれのグループの新しい一面が引き出されているような気がします。

RIKU THE RAMPAGEはヒップホップが軸になっているので、重いビートの楽曲が多いです。僕らは昔のEXILEさんの雰囲気をもう一回作り出せるように頑張って活動している部分があるので、そういう意味では勢いだったり、パッションだったりというのは、Jr.EXILE世代の中では突出しているのかなと思います。

砂田 僕たちは全員マイクを持って歌って踊ることやアクロバットを武器にしたグループです。まだ活動期間が一番短いグループということもあって、このプロジェクトの中でどれだけ自分たちらしさを出せるかということが課題のひとつでもあったんですけど、一番年下らしく、ちょっと生意気な感じややんちゃな雰囲気が自分たちのカラーなのかなとMVの撮影をしていて気がつきました。

———MVの撮影はいかがでしたか?

砂田 “バトル”がコンセプトなだけあって、先輩たちと対峙するシーンがあるんです。けっこうバッチバチな感じなので、正直めちゃめちゃやりづらかったです(笑)。

世界&RIKU あははは!

RIKU そりゃそうだよ〜。

砂田 ワンテイク目はちょっと抑えぎみでいくんですけど、監督さんや、それこそ先輩方が「もっときていいよ!」とおっしゃるので、そこから徐々に上げていくみたいな感じで。

RIKU でもカットがかかった瞬間、すぐ謝るんです。「す、すみません…!」って(笑)。

世界 FANTASTICSは僕もいるし、同じくEXILEを兼任している(佐藤)大樹もいるので、他の3チームとの関係値が築けていたぶん、すごくやりやすかったですね。リハーサルも撮影もスムーズでしたし、変に気を使うこともなく、バトル感もしっかり出せました。

RIKU それこそ僕と大樹なんて、世界さんのダンスレッスン受けてましたからね。

世界 上はGENERATIONSの数原(龍友)から、下はまっさん(砂田)まで、全員教えたことあります。(笑)

RIKU そうですよね! そんな人、他にはいないですよ。

砂田 本当にすごいです……!

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THE RAMPAGEのRIKUさん。

———みなさん、普段からお付き合いがあるんですか?

世界 もう付き合いはけっこう長いですね。まっさんはめっちゃ生意気でした。

RIKU 生意気でしたね〜。昔、EXILEさんのツアーのバックダンサーをやらせてもらった時、まっさんと楽屋が一緒だったんですよ。まっさんはまだ小学生だったのに、「りっくん! 髪セットしてや! ゴリッゴリのイケイケにしてや!」って(笑)。なのになんか最近、すごくいい子になっちゃって。

砂田 いい子になったというか、ちょっと大人になったんです!(笑)

世界 誰に対しても “くん” 付けだったよね。

RIKU ですね。でもその感じがすごく素敵で。全然イヤじゃなかったです。

砂田 BALLISTIK BOYZのデビューが決まった時は、そのお祝いに世界さんと大樹さんから焼肉をごちそうしていただきました!

RIKU 僕は…、“りくくん+バリちゃん”っていう、僕とBALLISTIK BOYZのメンバーのグループLINEがあるんですよ。そこに「デビューおめでとうね!」みたいな連絡しかしてないです……。

砂田 でもRIKUさん、僕たちの武者修行見にきてくれましたから!

RIKU でも今度肉屋くらい連れて行きます。他のメンバーには秘密だそ!

砂田 はい。(笑)

RIKU 僕と世界さんは師弟関係みたいなものです。ダンスを教えてもらってましたし。

世界 なんか僕、そうやってみられがちなんですよ。もっと僕も(関口)メンディーくらいみんなにつっこんでもらいたいんですけどね。

砂田 僕は小学校3年生の時に、香港で初めて世界さんにお会いしたんです。その時は僕、やんちゃな部分もあったんですけど、けっこうシャイで人前で踊るのも苦手なタイプで。中華料理も食べられなくて困ってたんですけど、世界さんが優しくしてくれて……。そんな昔からお世話になっているので、やっぱり世界さんは “世界さん” なんです!

世界 本当は僕もボケたいんですけどね〜。

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BALLISTIK BOYZの砂田将宏さん。

———それぞれの “モテポイント” はどこだと思いますか?

RIKU まず、まっさんは見ての通り、かわいいでしょう〜? 輪郭もかわいいし、笑えば天使のスマイルです。そして甘えん坊。でも関西人っていうのもあって、男らしい部分もかなりあります。そのギャップに女子諸君はキュンキュンするんじゃないでしょうか? 世界さんは、やっぱり大人ですよね。でもそういうところをあんまり出さず、僕らの目線に合わせてくれる器の大きさは、女性からしたら「なんて優しいの!」ってなると思うんですよね。あと、ダンスを見たら必ず惚れます。

世界 そんなことないです。

砂田 RIKUさんはすごくストイックな方。そして後輩思い。すごくかわいがってくださるので、そういう優しさに女性は弱いんじゃないかと思います。何より歌が飛び抜けてお上手なので、カラオケに行ったら絶対堕ちると思います!

RIKU リクエストしていただいたら、なんでも歌います!

砂田 世界さんは意外と……って言ったら失礼かもしれないですけど、一見ちょっと怖いのかなとか、後輩のことをあんまりかわいがらないのかなって思う人もいると思うんですけど、先生なだけあってめちゃくちゃ面倒見がよく、僕らのことをかわいがってくださる方。だからいい意味であまり気を遣いません。あと、めちゃくちゃ知識が豊富で物知りなので、女性を退屈させないと思います!

世界 RIKUは人を思う力に長けてると思いますね。デートに行ったら絶対、女性に車道側を歩かせない男だと思います。バッグも持ってくれるだろうし。きっとエスコート上手。何よりイケメンですしね。イケメンで歌うまくてエスコートで力持ちときたら、モテないわけがない。まっさんは、さっきも言いましたけど、実はけっこうやんちゃなんです。ネックレスも “MASA” ですからね。

砂田 けっこう、自己主張激しめです(笑)。

世界 僕とかRIKUはそれを知っているんですけど、いつそれを世間の人に見せるのか今から楽しみです。でもとにかく若いので、ananの読者さんからすると、守ってあげたくなるタイプだと思うんですけよね。でも実は、獣です。

砂田 それを引き出してもらいたいですね。

世界 ほら、こういうとこ。まっさんは上手なんです。だからきっと、女性を翻弄するようなタイプだと思います。あと、まっさんは英語が喋れますからね。

RIKU そうだ、それだ!

世界 コミュニケーション能力がグローバルなところも魅力だと思います。

砂田 嬉しいです!!!

———今後、「BATTLE OF TOKYO~ENTER THE Jr.EXILE~」のプロジェクトの中でやってみたいことは?

世界 グループをシャッフルするのも面白いかなと思いますね。

RIKU 間違いないですね! 僕も同じこと言おうと思ってました。僕らがチームを組んで、僕とまっさんが歌い、世界さんが踊ってくださるってことも無きにしもあらずですよね。

世界 まだ、この「BATTLE OF TOKYO」というプロジェクトやJr.EXILE世代ってなんだろうという方がいっぱいいらっしゃると思いますが、これを皮切りに、LDHもどんどん新しいことを仕掛けていくので、楽しみにしていただきたいです。ダンスと歌だけじゃないアプローチもあるかもしれません。HiGH&LOWの時とは違う、また新しい角度から日本のカルチャーをプッシュしていけたら。

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プロフィール

世界
せかい 1991年2月21日生まれ、神奈川県出身。EXILE及びFANTASTICSのパフォーマー。小学校4年生から中学校1年生まで劇団四季「ライオンキング」のヤングシンバ役を務める。2014年に開催された「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で新パフォーマーに選ばれ、EXILEに加入。2016年、FANTASTICSを結成。

RIKU
りく 1994年8月10日生まれ、埼玉県出身。THE RAMPAGEのボーカル。2014年、「VOCAL BATTLE AUDITION 4」で、THE RAMPAGEのメンバーに選出。武者修行を経て、2017年にシングル「Lightning」メジャーデビュー。

砂田将宏
すなだ・まさひろ 2000年5月17日生まれ、大阪府出身。BALLISTIK BOYZの最年少メンバー。2014年、世界の頂点に立つグローバルアーティストを育てるPROJECT TAROのメンバーとしてニューヨークに留学。2019年5月、メジャーデビュー。フジテレビ系ドラマ『小説王』(毎週月曜24:25〜)に出演中。

Information

アルバム『BATTLE OF TOKYO~ENTER THE Jr.EXILE~』は7月3日(水)発売。
さらに同名のライブツアーを7月4日(木)〜7日(日)まで幕張メッセで開催決定!

BATTLE OF TOKYOライブ特設ページ
http://r.tribe-m.jp/bot_etj/

BATTLE OF TOKYOアルバムNEWSページ
http://r.tribe-m.jp/bot_etj_news/


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