ボディタッチはダメ…真剣交際に進まない「あざと女のムダな努力」

文・沙木貴咲 — 2019.4.17
着る服や態度でセックスアピールを操れる女子は、セクシーさを勘違いしているかも。出し入れ自由なセックスアピールは、多くの男性から魂胆を見透かされているでしょう。男性が本当にドキドキするのは、意識しなくてもにじみ出てしまう魅力なんです!

セックスアピールを「露出多めの服を着る」や「ボディタッチをすること」と認識する人は多いでしょう。でも、本当のセックスアピールとは、そんな小手先のワザで出し入れできるものではありません。女性に関して目の肥えているモテ男たちは、何もしなくてもにじみ出る魅力をセックスアピールと呼ぶのです。

セックスアピールとは……雰囲気そのもの!

「本当にセクシーだなと感じる女性は、たたずまいからして色っぽい。姿勢や身のこなし、漂わせる雰囲気から魅力的。湿った空気感というか、しっとりと落ち着いたところに惹かれる」(31歳男性:営業)

これは、自他ともに認めるモテ男の意見。彼はオフショルやへそ出しといった、わかりやすい露出をセックスアピールだと思っている女子が苦手だといいます。

「飲み会とかで、あからさまに肌を見せてアピールしてくる女性はあざとい。ていうか、下品。ヤリ捨てられちゃうことに気づかないのかな」(31歳男性:営業)

オシャレを目的にした肌見せか、男性の目を引こうとしての露出かは、見る人が見ればわかるものです。肩や太ももを見せて安易に男性を誘っても、それが真剣交際に繋がるかどうかは微妙なところ。女性から見て、魅力的だと感じるモテ男性ほど、そうした違いをちゃんと理解しているでしょう。

話し方、目線の動きにセクシーさがにじみ出る

セクシーな雰囲気と言われても、いまいちピンと来ない人もいるでしょうが、話し方や目の動きといえば、わかりやすいかもしれません。

「目を見ながらゆっくり話す女性にセクシーさを感じる。あと、伏せた目が色っぽいと思う」(35歳男性:エンジニア)

彼は既婚ですが、独身時代はモテて自分から女性を誘ったことがなかったといいます。とはいえ、人間観察が趣味ということもあり、女性について語らせると、実によく的を得た意見を述べるのです。

「早口の子は、落ち着いて話せないというか。急かされている気になるし、全然色っぽくない。何を話してもビジネストークに感じてしまう。あと、伏し目が美しい女性はセクシー」(35歳男性:エンジニア)

話し方は、無意識に出てしまうクセなので、早口の自覚があっても、直すのはなかなか大変でしょう。好きな男性の前では、自分が話すより聞く側に回ったほうが良さそうです。

伏し目については、まつエクやマスカラで長いまつ毛を作れます。その上で、俯きがちな表情を意識すれば、比較的カンタンにセクシーさを演出できるかもしれません。

男性の本音……女性の意図はだいたい読めている

「胸の谷間を見せるとか、太ももを触るとか、女性のわかりやすいセックスアピールに気づかない男はいない。そういうセックスアピールを単に『ヤレる』と判断する男は多いし、あざとさを嫌う男もいる」(31歳男性:営業)

服の露出度やボディタッチは、男性の目に「エッチしてもいいよ」と許しているサインに映るようです。わかりやすいセクシーさを演出しても、一時的に相手の気を引くだけで、真剣交際にはつながらないでしょう。

「男がドキッとする女性は、露骨にエロくない。内側からにじみ出る魅力こそ、本当のセックスアピールだと思う。その正体は何かというと、いろんな人生経験を積んで、良い歳の取り方をしているかどうか。良い歳の重ね方をすれば、女性自身が意図しなくても、男のほうが勝手にセックスアピールを感じ取るんだと思う」(35歳男性:エンジニア)

確かに、20代前半で匂い立つようなセクシーさを持つ女子はいないかもしれません。セックスアピールが年齢と共に自然と身につくのなら、ファッションや場当たり的な行動ではなく、豊富な人生経験を心がけたほうが良さそうです。

内側からにじみ出るセクシーさを持てたら、出し入れできる小手先のセックスアピールはいらないでしょうし、ヤリ捨てされることもないはずです。

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