遊びだったのに…男が本気になった「不倫彼女からのLINE」3選

文・並木まき — 2019.3.27
遊びのつもりだったのに、相手女性からの言葉ひとつで、不倫にのめり込んでしまう男性もいるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、“男が本気になるキッカケとなったLINE”というテーマで、話を聞きました。

1:「ひとりで大丈夫だから」

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「不倫関係にある部下が、急性胃腸炎になって救急車で運ばれました。

僕はそのとき自宅に居たのですが、僕らの関係を知る同僚女子との飲みの席での話だったようで、その子から僕の携帯に電話があって知りました。急なことだったので、妻になんて言い訳して家を出ようかと悩みました。

結局、『仕事のトラブルが発生した』と嘘をつき病院に向かうことにしたのですが、不倫相手にLINEをすると、『家にいるなら、無理してこっちに来ちゃダメだよ。私はひとりで大丈夫だから』と返信が……。

電話をかけてきた同僚には『すごく辛そう』と聞いていたので、僕の家庭に配慮して我慢しているんだなって思ったら、愛おしくて……。

妻との関係はとっくに冷え切っていたので、この出来事を機に、僕は急速に不倫相手にのめりこんでいきました。今では離婚協議中です」(37歳男性/建築)

自分自身が辛いときにも、相手の家庭に配慮する気遣いが、不倫男性の心に響いたのでしょう。控えめな女性が好きな男性ほど、こういったシチュエーションには弱いかもしれません。

2:「奥さんの気持ちも考えてあげて」

「もはや家庭内別居と言ってもいいほど、夫婦仲は冷え切っていて、仮面夫婦みたいな生活を送っています。とは言え、離婚にはエネルギーが必要だし、外で適当に遊ぶか~という軽い気持ちで、今の不倫相手と交際を始めました。

不倫相手には、妻の愚痴もけっこう好き勝手に言ってしまっているんですが、あるとき夫婦喧嘩の内容をLINEしていたら、彼女から『それはあなたが悪い。奥さんの気持ちも考えてあげて』とピシャッと怒られました。

妻は『私が、私が』と自分のことしか考えていないタイプなので、その子からのLINEが対照的で、気持ちを奪われました。

浮気相手が妻に嫉妬するって話はよく聞きますが、この子は妻の気持ちにまで配慮できる子なんだ……と思ったら、手放したくなくなり、今では僕のほうが惚れ込んでます。近い将来、妻とは離婚しようと画策中です」(39歳男性/製造)

奥さんに対し嫉妬するのではなく、逆に配慮する姿勢を見せられると、男性はメロメロに……。奥さんの性格に頭を抱えている男性は、対照的な女性を求めてしまうようです。

3:「もう、私を自由にしてください」

「2年不倫していた彼女から、いきなり『別れてください。もう、私を自由にしてください』とLINEが届きました。それまでは、どちらかというと、彼女のほうが僕に惚れ込んでいる感じだったのに……。

ビックリして理由を聞いてみると、『不倫なんて、不毛。私は自分の人生をしっかり生きたいの』という返信が。

それまでは、妻との生活で満たされない部分を、その子に補ってもらおう程度にしか考えていなかった僕でしたが、そのLINEを見た瞬間に『この子を手放したくない!』と、自分の本当の気持ちに気づきました。

家庭はもう崩壊していたので、すぐに妻に離婚の話をしました。『お金のことさえきちんとできるなら、いつでも』という感じだったので、すぐに離婚して、彼女と同棲を始めました。

あのLINEがなければ、ズルズルした関係が続いていただけだと思うし、自分の本当の気持ちにも気づけなかったので、結果これでよかったと思っています」(45歳男性/経営)

遊びのつもりで付き合っていても、女性から別れ話を突きつけられ、本当の気持ちに気づく男性は少なくないようです。

不倫は道ならぬ恋であり、成就を願うべき関係でないのは言うまでもありません。しかし世間には、たった1通のLINEで、本当の恋に目覚めてしまう不倫男性もいるのです。みなさんはこのような道に足を踏み入れませぬよう……。

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