パパ活も注意…!若い女子が注意すべき「脱税スレスレのこと」3選

文・山田良政 — 2019.1.20
税金は、日本で暮らす以上、逃れられないもの。自分では単なるお小遣いと思っていても、それを申告せず知らず知らずのうちに脱税していたとすれば、それは立派な違法行為。今回は“若い女子が注意すべき脱税行為”を、資産運用・トレーディングのプロである山田良政さんにご紹介いただきます。

■確定申告はしっかりと!

会社に副業がバレてしまう原因は、マイナンバーでなく住民税の特別徴収にあります。会社に副業がバレるメカニズムを理解するには税金のことを知る必要があります。

マイナンバー導入の目的は、社会保険と税金を一括管理することにあります。将来的には銀行の預金などとも紐づけられるそうなので、今後ますますトータル年収が会社にバレやすくなるのです。

あまり派手に副業で稼いでいると、税務署から本業の会社へ、副業も含めた所得から計算された“住民税”の額が通知され、そこからバレるのです。

それを恐れて確定申告をしないと、脱税行為に該当する恐れも……。たとえ少額でも、正直に申告するようにしましょう。

■パパ活はデメリットしかない!

パパ活……。最近耳にするフレーズですが、実はかなりリスクのある行為。もらったお小遣いが年間110万円を超えると贈与税の対象となるため、申告しないと脱税になるケースもあります。

脱税が疑われる場合、税務署はあなたの自宅だけでなく、あなたの職場やパパ活相手の自宅なども徹底的に調査を行います。

パパ活の相手や職場の同僚にあなたの素性を知られる可能性もあるので、注意しましょう。

■経営者の彼氏からの誘いには気をつけて

もし、あなたが経営者と付き合っている場合、彼の仕事を手伝うのは気をつけた方がいいかもしれません。

仮に彼が“ペーパーカンパニー”を設立し、そのペーパーカンパニーとの架空の取引やそれに伴う経費を不正に計上していたとすれば、脱税のほう助をしたとしてあなたに捜査の手が及ぶ可能性もあります。

ペーパーカンパニーに売掛金や貸付金がある状態でペーパーカンパニーを倒産させ、貸し倒れた債権を経費に算入するという手口もあります。これも、ペーパーカンパニーの出資者や設立経緯を調査すると、すぐに発覚します。

経営者の彼から「仕事を手伝って」と言われたときには、くれぐれも気をつけましょう。

「知らなかった」では済まされないことも多々あるので、自分のお金の流れはしっかりチェックしておきましょう。税務調査で不正が発覚すると、罰として重い追徴課税が課せられます。

-山田良政-
株式会社オフィサム代表取締役。FXによる資産運用を自動化させた第一人者。自身が開発したFX自動売買システムが、2013年度に「世界一の評価」を獲得。誰でも気軽に資産が増やせる「自動取引システムによる資産運用」を提案し、その分かりやすい切り口はマネーに関するプロ達だけでなく女性からの支持も多い。「億を稼ぐ」ために必要な思考が綴られたインタビュー本『億トレⅡ』『億トレⅢ』も大好評。『月間BIG tomorrow』でも執筆中。
・株式会社オフィサム http://offi36.net/

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