タートルが似合わない…!「首短めさんの秋冬ファッション」コーデ3選 | スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯68

イラスト、文・角侑子 — 2018.10.10
首が長いとスラリとした印象を受け、美人度が増しているように感じますよね。だからこそ、首が短いと余計にコンプレックスに感じますよね。とくに重ね着が増える秋冬は、首もとを隠すタートルネックやマフラーなどのアイテムばかりが多くなっていきます。そこで今回は、首が短い方にオススメする秋冬のファッションスタイルをご紹介します。

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 68

ジャンパースカートとの組み合わせ

首短め1

首の短さをうまくカバーするには、ご存知の方も多いですが襟まわりが大きく開いたトップスを選ぶことが大切です。例えば、ラウンドネック・Uネック・ボートネックと言われているアイテムや、最近のトレンドでいえばスクエアネックも相性が良いのでオススメです。

トップスはデザイン性のあるフリルやリボン、レースなどを多用したアイテムは顔周りを余計に大きく見せてしまうのであまりオススメしません。シンプルに体にフィットしたカットソーで大人っぽく仕上げましょう。また、スカートと組み合わせるのも良いですが、個人的に最もオススメするのはジャンパースカートとの組み合わせです。インナーはすっきり見せつつジャンパースカートで程よい厚みと立体感が生まれるので、顔の大きさとバランスが良くなってスタイルがキレイに見えやすいので試してみてくださいね。

マフラーはボリューム命!

首短め2

マフラーは面積が広いものか厚みのある素材を使って、ボリューム感が出る巻き方を意識してください。首にフィットするような形でマフラーを巻いたり、ボリュームがいまいち足りないと、対比効果が目立って顔が大きく見える可能性があるので注意したいところ。

顔の前に適度なボリュームとこなれ感が最もでる巻き方は「ミラノ巻き」です。アラサー・アラフォー女性を中心にとても人気のあるスタイルなのでぜひ取り入れてみてください。またマフラーにボリュームがでるときはデコルテラインが思い切り開いたボートネックのトップスか、薄手のハイゲージニットでトップスをスタイリッシュにしましょう。ボトムは反対にフェミニン要素たっぷりなふんわりスカートでモテコーデを極めて!

タートルネックは首回りの緩みに注目

首短め3

首短めさんの天敵、タートルネック。でも、タートルネックはアイテムによって首が短い方でも着られるようなデザインも多く存在します。首の長い方と相性の良いタートルネックは、薄手のハイゲージニットと言われるアイテムで、タートルそのものも長いデザインのもの。首の短い方が似合うタートルネックは、首長さんに似合うタートルの反対の要素を持つものがおすすめです。

ハイゲージではなく、ふっくらとした厚みのあるローゲージニットでタートルの長さが短いもの。できればタートル部分が首の根元からの切り返しではなく、デコルテラインから広く切り返しがあるものを選ぶと良いでしょう。そうすると、着たときに首回りにちょうど良い緩みと空気感が生まれて見た目的にも苦しさを感じないものになります。タートル自体も大きい襟ぐりにすることで目立ちやすい顔の大きさをうまくカバーすることができますよ。

首回りを目立たせない工夫を

似合わない服とは、体のパーツを部分的に悪目立ちさせてしまう服のこと。タートルネックは相性が悪いとされていますが、相性が悪くなる原因さえ取り除けば、首が短くてもオシャレな着こなしを楽しむことができます。

首の短さが目立たないよう、今回ご紹介したポイントを意識して秋のコーディネートを存分に楽しんでみてくださいね!


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