持ち主に災難が…「故人の写真」が引き起こす不吉な出来事
■ひそかに想っていた上司が脳出血でこの世を去る
Oさんはある大手会社の営業職に就いている30代の女性社員。彼女と同じ部署で働く上司には、40代中盤の理想的な男性上司がいたのだとか。彼には妻子がいたのですが、Oさんは淡い想いを抱きながら、毎日仕事をしていたそうです。
ところがある年の冬、その上司が脳出血で急にこの世を去ってしまいました。よく目をかけられていたOさんは、とても悲しい思いをしたと語ってくれました。
■葬式でご家族から故人の写真をもらい受けるOさん
その週に上司の葬式が執り行われ、Oさんも同じ会社の社員として参列されたそうです。そこで、いかに自分がお世話になったかを、熱心にご遺族に話され、その結果亡くなった上司の古い写真をいただいたのだとか。
そして、その写真は、自分の財布の中に入れて持ち歩いていたと話してくれました。上司の写真を持っていると、いつも彼といられるような気持ちになったそうです。
■夢の中で何者かにのしかかられる
それからOさんは、寝る前などはいつも上司に「見守ってくれて有難うございます」と声を掛けていたそうです。
しかし、それからしばらくの間、Oさんは奇妙な夢を見続けることになります。顔がよく分からない何者かが、寝ている自分の上にのしかかり、悲しそうな声で何か呟くような夢ばかり見るのです。
不思議とあまり怖くはなかったそうですが、夢見が悪く、睡眠不足になっていたとのことでした。
■翌日、交通事故に遭ったOさん……
そんな日が1ケ月ほど続いたある日の夕方、会社が終わって車で移動していたOさんが、高速道路のインターで財布を取り出そうとしていたところ、急に後ろから凄い衝撃が走りました。後方の車がスピードを落とさずに追突したのです。
Oさんはそのまま救急車に運ばれ、病院で目を覚ましたそうです。そして、気がつくと心配そうな母親の顔が。背骨や肋骨を損傷し、全治2か月だったそうです。車は全損でしたが、保険で何とかなると説明を聞いた後、スマホや財布が入っていた鞄を渡されたそうです。
少しほっとしたOさんがスマホや財布の中身を確認すると、上司の写真だけが入っていなかったそうです。「何か入ってなかった?」と聞いても、母親をはじめ誰も知りませんでした。上司の写真は“初めから無かった”そうです。
Oさんは、それを知って申し訳ない気持ちになったと話してくれました。夢で自分の上にのしかかり呟いていた人物は、もしかしたら……。
喪服での集合写真や亡くなった人の写真は、身内の人のものであれば持っていることも多いでしょう。しかし、親族でない故人の写真は、絶対に所持してはいけません。
亡くなった人の魂がそれを不快に感じ「元の持ち主に返すように」と、あなたに変調をもたらすことで、伝えてくると言われています。最悪の場合、何らかの事故が起こるなんてこともあるかもしれません。
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