夏の終わり、彼と行きたい…生まれ変わった『星野リゾート リゾナーレ熱海』に潜入

写真・文 今井 恵 — 2018.8.23 — Page 2/3

ホテルの最上階は白砂のビーチ!

43

営業時間は10:00から23:00。コーヒーやビール、カクテルも頼める。

最上階にある『ソラノビーチ Book&Cafe』。彼とふたりごろごろしたら、一気に距離が縮まりそう。そして次こそここで、カクテルを飲みながら彼と花火鑑賞を!

さてそんなふうに過ごしていると、あっという間に夕食の時間です。今回の旅のメインはリニューアルした『和食ダイニング 花火』。サザエや金目鯛などの魚介を中心とした、旬の食材がいただけるコース料理。60年以上続く『熱海海上花火大会』をモチーフにしたという、半個室気分のテーブル席がゆったりしたレイアウトで並んでいるから、隣のお客さんの目を気にせず、彼とふたり、ゆっくり会話を楽しみながら食事ができるのも魅力です。

58

空間デザインの監修は建築ユニット『クライン ダイサム アーキテクツ』。頭の上に鮮やかなグラデーションの花火が浮かんだかのようなテーブル席。

夏のお品書きは魚介を中心に、ナスやトマト、とうもろこしといったおいしい夏野菜もコースのあちこちに散りばめられ、目にも楽しいラインアップ。メインは「牛ヒレ、ロース、もも肉の三味焼き」「金目鯛の煮つけ」「金目鯛の風船焼き」の三種から選べます。おすすめは伊豆半島で日本一の水揚げ量を誇る金目鯛ですが、目の前の鉄板でジュージュー焼くお肉も、それぞれの味の違いを楽しみながら完食! 9月からはメインが「金目鯛と牛のしゃぶしゃぶ」に変更になるようです。

62

先付は女子が大好きな冷製茶碗蒸し「サザエの磯香蒸し」。こりこりしたサザエと磯の香りにお腹のエンジンがアイドリングを始めます。

72

「おくら翡翠豆腐 唐黍つくね」はトウモロコシがぎっしりのつくねとオクラの緑がちらほら見える豆腐。夏の素材が口の中で溶け合うおいしさ。

82

「八寸」「お造り」「酢の物」がひとつになった「宝楽盛」は波の模様が施された木彫りのお盆に、錫でできた帆船のような器。インスタアップで友だちと大盛り上がり!

92

彩に菊の花が散りばめられていて美しい「茄子と鶏そぼろの博多蒸し」。上にちょこんと乗ったトマト味噌がアクセント。

102
115

「牛ヒレ、ロース、もも肉の三味焼き」はポン酢、金山寺味噌、ステーキソースにつけていただけます。

122

デザートにはマンゴー、ベリー、いちごが入ったラムネのゼリー。ほのかな甘みとピリッとしたラムネのゼリーで口の中が甘くさっぱりと。

食後はいよいよ温泉へ。半露天なので窓からは宝石を散りばめたような熱海の夜景がキラキラ輝いています!