本当にあった恐怖体験…お墓で「絶対にやってはいけない」不吉行動
■他人のお墓にまで手を合わせてしまい…
N子さん(31歳)に起こった実話を元に、今回はお話させていただきます。
N子さんは非常に信心深く、子供のころからよくお墓参りに行っていました。その日も、実家に帰ったついでに自分の先祖の墓参りをしたN子さんは、墓の隣に、古くて小さいS家と書かれた昔ながらのお墓があるのに気が付きました。その小さな墓は、花や線香もなく、ずっと誰も来ていないように見えました。
猛暑の中、このお墓もひとりぼっちで可哀想だと思ったN子さんは、S家の墓に手を合わせ、花を供えたのでした。
■墓参りの日の晩、奇妙な夢と息苦しさに見舞われる
その日の夜、帰宅して床に就いたN子さんは、奇妙な夢をみました。
全く知らないおじいさんがブツブツと神棚の前で何かつぶやいているのです。N子さんが声を掛けると、おじいさんが血走った眼をカッと見開き、そこで目が覚めるというもの。
その時のおじいさんの顔は、“鬼”に似ていたそうです。猛暑であるにも関わらず悪寒がしたN子さん。それから体調を崩していくことに……。
■交通事故で肋骨を折り…
その後、関東に戻り、いつものように仕事を始めたN子さん。しかし、夢を見た次の日から、ズキズキとした頭痛と、グッと押さえつけられているかのような肩の重さに苦しみます。
「働き過ぎかな……」そう感じたN子さんは、有給休暇を取り、車で温泉に向かいました。
しかし、その道中で交通事故、しかも自損事故を起こしてしまい、肋骨を折り全治2ケ月の怪我を負ってしまったのです。
■お墓の住職にお祓いをしてもらうと…
事故後も、例の夢にうなされ続けたN子さんは、恐ろしくなり、家族と実家の墓を管理するお寺の住職の元に行きました。そのお寺はお祓いなども行っていたのです。
いつもは柔和な住職が、N子さんの姿を見た瞬間に青ざめ、「すぐに準備をしなさい」と言うやいなや、お経を唱え始めたとのこと。その後、S家の墓にも同様のお祓いをしたそうです。
そして住職は、N子さんに一言。「二度と他家の墓を拝んではいけない」とおっしゃったそうです……。
ご先祖様の供養のためにお墓参りをしたついでに、「向かい三軒両隣」とばかりに、お隣の他人のお墓に手を合わせる方もいるかもしれません。
手を合わせるくらい良いことのように思われますが、実はこれ、絶対やってはいけないことなのです。他人のご先祖様が、あなたのことを身内だと誤解して憑りついてしまう恐れもあるのです。
優しさは大切ですが、他人のお墓に手を合わせるのは危険な行為。心の中で軽く会釈をするくらいに留めておきましょう。
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