露出じゃないんだよ…マスターすれば絶対モテる「隙の見せ方」|スタイリストのファッション恋愛術 ♯73

イラスト、文・角侑子 — 2018.7.19
男たちは身勝手に、大人の女に対して「隙がなさそうだよね」、「もう少しガードを柔らかくしてみたら?」と言う。でも、彼らの言う「もう少しの隙が欲しい」のもう少しって、なに? 隙がありすぎても、なさすぎてもダメとされるこの曖昧なバランスが難しいですよね。今回は、そんな「男が求める隙のある女性」について、男性意見を元にご紹介いたします。

【スタイリストのファッション恋愛術】vol. 73

「セクシーってことじゃ、ないんだよね」

スキのある人1

「ときどき、『まじめにみられるから、隙を出すために服から印象を変える』って言うけどさ、そういうことじゃないんだよね。確かに強めの黒系ファッションより、ゆるふわな服を着ている子のほうが話しかけやすいけど、そのために自分を変えるのはなんか違うと思うよ。それに、隙を出すためにセクシーな服着ると、軽そうに見えちゃうから本命の子にはして欲しくない」(A君)

どうやら外見から隙を見せるテクニックは多少の効果はあっても、それが大きな問題ではないということですね。それどころか目指す方向を間違えて色っぽいファッションにすると、本命対象から外れてしまう可能性があるのだとか。

余談ですが、別の知人男性は「 今の彼女と友だちだったときは、彼女の服装について何も思わなかったけど、付き合うようになってから露出のある服を着てこられるのがめちゃくちゃ嫌になった」と、話していました。男性にとって特別な女性が公の場で肌を露出するのは気に入らないようなので、服装で “隙を見せる作戦” はやめておくほうが良さそうですね。

「ギャップを生かしてほしい」

スキのある人2

「僕は、割とツンデレ要素のある女性が好き。基本、クールでキツイ印象の子がたまに見せるかわいい笑顔とか最高! そういうギャップに弱いんだけど、これって女性の隙の見せ方にも似てることが言える気がする。お堅いまじめな人が、お酒の席で思いっきり酔ってしまうとかわいいし、隙のある部分に良さを感じる」(B君)

なるほど。隙のある女性をイメージすると、つい服装・顔立ち・表情や歩き方に至るまでの全てが親しみやすい印象を出さないといけないのかと思っていましたが、必ずしもそうである必要はなさそうですね。パッと見、笑顔がなくキツイ印象を与える女性が二人きりのときだけに見せる笑顔なんかは、男性視点からするとたまらなくかわいいですよね。全部を変える必要はないけど、ときどきはそういうキュンとする仕草を見せて欲しいということなら、隙を作るのが苦手な女性でも取り組めそうですよね。

「勝手な話、俺が優位でいられるポイントが欲しい」

スキのある人3

「いやぁ、男ってカッコつけたがりなんだよ。女の子が仕事もプライベートも全てそつなく完璧にこなせちゃうと男の立場がないよね。仕事はそこそこだけど、料理がめちゃくちゃ得意だとか、仕事は完璧だけど、他のことになると雑な部分があるとか……。何かひとつでもいいから男が威張れるポイントがあるとありがたいなぁ。隙がある女性とそうでない女性ってのはそういうことじゃないかなと思うよ」(C君)

確かに、どの分野においても彼氏よりスマートにこなせる女性は男性からすれば、自信をなくしてしまうポイントになるかもしれませんね。私たち女性も、ルックス・学歴・収入・性格の全てがパーフェクトな男性は憧れるけど、完璧すぎて恋愛対象にならないということがあるのではないでしょうか。こと、女性においては男性以上に器用にこなせる方も多いので、当人にとっては普通のことでも男性から見たら「隙がない」と思われる可能性も高そうです。

「ワンチャン狙いの男にはガードを堅くして」

スキのある人4

「隙がある女性っていうと、俺らからすると “ワンチャンス狙えそうな女” をイメージしてしまうこともありますよ。例えば、飲み会の席で自我をなくすまで酔っ払ったかわいい女の子が、自分の肩にうなだれかかってきたら『今日、このままホテルに行けるかもしれない』って思ってしまう。そういうのは隙がありすぎて、一歩間違えればセフレ枠にしかならない。だから、肝心なところはガードを堅くして欲しいっていうのが本音ですね」(D君)

そうですよね。堅そうに見える自分を脱却したいからとハメを外しすぎてしまって、結局、体の関係にしか繋がらなかった……なんてとても悲しい結果です。でも、意外とこういう経験がある方は少なくないかもしれませんね。かくいう私も若かりし頃は、男性からのワンチャンアプローチにどう対応したら良いのかわからなくて困った経験があります。「押せばなんとかなりそう」と思わせても、絶対にホテルには入らないというガードの堅さはしっかり持っていたいですね。

アナタらしい “隙” を作って

男女が恋をするうえで「隙があるかないか」はとても大切な重要ポイント。でも、とってつけたような隙を演出すると、自分の望まない結果を導いてしまうことがあるということがわかりました。隙=色っぽさを出すということではなく、男性が「この女性とは仲良くなれそう」と思えるような、親しみやすさをアナタらしい表現で出すことが大切です。ぜひ、男性との距離を縮めるさいには、隙を作ることについても意識してみてくださいね。



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