お前とはヤレない…時間が経って「告白だと気付いた言葉」3選

文・塚田牧夫 — 2018.7.10
告白するなら、面と向かってビシッと言って欲しいと女性なら思うでしょう。でも、する側はやっぱり怖い。逃げ腰になったり、不意に言ってしまうような場合もあります。男性としてはそこを察して欲しい。聞き逃さないようにするために、“時間が経ってから告白だと気付いた言葉”というテーマで女性たちに話を聞いてみました。

「お前とはヤレない」

「仲のいい男友だちがいて、二人で飲む機会も多かったんです。その人が、一時期フラフラと遊んでる時期があったから、そのへんの話を聞いてました。

私は、“あんまり遊び過ぎんなよ”みたいなことを言ったと思います。すると向こうが、“お前とはヤレないわ”とボソッと言ったんですね。

私はそれは、魅力がないという意味で言ったんだと思いました。だから“私だってヤレないわ!”と返したんです。

しばらくして、友だちみんなで飲んでいたときです。また恋愛関係の話になり、その人が言いました。“俺は付き合いたいと思う相手とは、付き合う前にはヤラない”と。

そこで、以前言われた言葉が蘇ってきました。ということは……? あれは告白だった? 考えすぎ? しばらくモヤモヤしてました」マキ(仮名)/28歳

「連絡先聞かれたけど教えなかった」

「男友だちに頼まれて、合コンを開いたんです。三対三でした。話も弾んで、すごく楽しかったんですね。

後日、その男友だちと二人で会う機会があって、合コンのときの話になりました。男性陣のなかのひとりが、私のことを気に入ってたらしいんです。で、仲良くなりたがっていたと。

でも、友だちは言いました。“連絡先聞かれたけど教えなかった”って。私はそれを聞いて“ふ~ん”という感じで流したんですけどね。

後で考えたら、どういうこと? ……と。面倒くさいとかではなく、教えたくなかった……ということだったのでは? 答えを聞くタイミングを完全に逃しました」アイリ(仮名)/28歳

「本命にもらえなきゃ意味ない」

「英会話教室に一時期通っていました。そこはグループレッスンを行うところで、だいたい男女五人くらいで授業を受けてました。

そのなかにひとり、若い男の子がいたんです。二十歳そこそこで、可愛らしい顔をしてました。グループには私以外に二人女子がいたんですが、どっちも興味がありそうな感じを出していました。

あるとき、バレンタインデーの日です。レッスン終わりでタバコが吸いたくなったんですね。建物のすぐ近くに喫煙所があったから、そこに寄ろうとしたら、女子たちが男の子にチョコレートを渡す場面に出くわしてしまいました。

喫煙所でタバコを吸ってたら、男の子も入って来ました。私は“モテるね”って声をかけたんです。そうしたら“本命にもらえなきゃ意味ないですから”って言ったんです。

“じゃあね”と先に出たんだけど、あとで考えて、本命っていうのは私だったんじゃ……という考えが頭を巡り始めました。

そんなわけない……いやいやもしかして……なんて考えているうちに、グループの入れ替えがあって会わなくなっちゃいました」ミサ(仮名)31歳

“時間が経ってから告白だと気付いた言葉”をご紹介しました。

どれも告白っぽくはあるものの、明確とは言い切れない感じでした。タイミングを逃すと、気持ちの確認もできなくなります。もしかして……と思ったら、間違ってもいいから早めに真意を確かめておくべきかもしれません。


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