不倫はもうやめたい…幸せな恋愛をするためのメンタル術

文・沙木貴咲 — 2019.8.17
セフレ、不倫、お金にだらしない彼氏やDV男との恋など、ダメ恋にハマりがちな人は必見!どうすればダメ恋を抜け出して、幸せな恋愛ができるんでしょうか?「私は私。彼は彼」というキッチリした線引きが、何より大事なんです。

報われない恋は、本当の恋じゃない!

恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。恋愛は楽しいもののはずなのに、不倫したり、DV男と付き合ったりすると、「もう恋なんてしたくない」と思っちゃいますよね。気づけばダメ恋をしているという女性は、どうすれば幸せな恋ができるんでしょうか?

不幸な恋をしがちな女性は、こんな思考をしがちかもしれません。

「こんなに想っているのに報われない……でも構わない」
「私は大好きなのに粗末に扱われる……それも仕方ない」

満たされない恋ならやめればいいんですが、不幸な恋をする人は、「それでも彼が好き」と我慢してしまうんです。これは、自己肯定感が低い証拠。自分の価値が正しく把握できず、必要以上に自身を見下してしまいます。もっと幸せになれる恋があっても、なかなか気づけないでしょう。

自分がムリをしても、彼に見捨てられたくない。
自分が我慢してでも、彼のご機嫌を取ってしまう。
彼のお願いに「NO」が言えない。

そうした傾向こそ、セフレ、不倫、DVといった不幸な恋の原因になるのです。

「私は私。彼は彼」という線引きをしっかり!

自己肯定感が低い人は、繊細な心を持ち、他人の気持ちを汲むのが上手です。本来それらは長所といえるんですが、恋愛においては「相手に気を遣いすぎて、ムリをしがち」という短所にすり替わってしまいます。そのため、不幸な恋にハマらないためには、まず「私は私。彼は彼」という線引きをしっかりすることが大事。

恋人とはそもそも、保護者でもなければ、ご機嫌取りでもありません。お母さんみたいに彼氏の面倒を見る必要もなく、彼がご機嫌であるよう気を遣わなければいけないわけでもないんです。我慢をして、苦しい思いまでして彼を繋ぎ止めても、それは本当の愛じゃありません。自分の仕事が忙しかったり、体調が良くなかったりすれば、堂々と「NO」と言っていいんです。

CASE1:ワガママな彼氏には

彼氏が終電間際に「会いに来て」と言ってきたけど、明日は朝イチで会議があって、いつもより早く出勤しなければいけない場合。

「ごめんね。今夜はちょっと難しいけど、週末だったら会えるよ」と言って、自分の体力とスケジュールを優先してください。そこで彼が機嫌を損ねても、それは彼の問題。「私が彼を不機嫌にさせた」とは思わないように。あなたが自分の仕事を大事にして何がいけないでしょうか? 夜中に会いたい彼の気持ちに、あなたの予定がマッチングしなかっただけ。それ以上でもそれ以下でもありません。

CASE2:お金がない彼氏には

「私がお金を貸さないと、彼は月末まで生活ができない」という場合、金欠はあくまで彼の都合。あなたはお母さんではないので、生活費を渡す必要はありません。

恋人関係で生活費をやり取りするのは、依存とみなされてしまう行為。お金がなくて困っていても、「それは彼の都合。彼の責任」と思ってください。それで彼があなたに文句を言っても、悲しまないように。この状況で明らかになったのは、「彼は金銭的な依存があるタイプで、一緒にいても幸せになれない」という短所です。そこに目を向けて、彼に巻き込まれないよう自分を守るんです。

CASE3:彼氏に依存してしまう場合は

彼氏に振り回されるだけでなく、自分が彼氏に依存して振り回すケースもあるかもしれません。

つねに彼と連絡を取り合わないと不安だとしても、四六時中LINEをしたり、彼のツイッターやインスタを監視したりするのは、ちょっと……。重い彼女と思われてしまいます。彼氏とはいえ、赤の他人。彼女も入り込めないプライベートテリトリーはあるものです。

また、「彼に気に入ってもらえるよう、彼の色に染まる(彼の中に自分の居場所を作る)」ではなく、「自分らしくすることで、彼を好きにさせる」と考えるようにしましょう。彼の中に自分の居場所を作ると、個性がなくなり、彼への依存が強くなります。でも、対等に良い関係を続けるには、あなたはあなたでいたほうが良いんです。

長所を活かして!

セフレや不倫、問題のある彼とのお付き合いにハマりがちな人は、愛情深くやさしいタイプ。『私は私。彼は彼』という線引きがしっかりできると、最高の恋愛ができます。我慢をしないでお互いを尊重できる関係が築ければ、大きな幸せになれる恋ができるはずです!

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※2018年6月3日作成