春の定番トレンチ…「着こなせない」を「似合う」に変える簡単テク|スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯58
【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 58
袖のロールアップでコンパクトさを表現
トレンチコートは基本的に背が高く、いわゆるキツネ顔と言われる美人系と相性の良いアウターです。反対に背が小さく、かわいい系要素の強い女性にはトレンチの持つメンズライクさが対照的すぎて違和感を覚えるほどに……。なので、こうしたタイプの方はスタンダードにキチッと着こなすよりも、トレンチコートを着崩すスタイルのほうが合わせやすくなります。
なので、コートは前開きにしてインナーを見せましょう。そして袖はくしゅくしゅっとロールアップさせて手首~腕の細さを強調して。着崩すことでコートがよりコンパクトに見えて、体型にマッチした着こなしになります。
インナーはシンプルなワンピでミニマルに
インナーもごちゃごちゃっとしていたり、丈の長いボトムを着ると着膨れ感と着られ感がでてきます。コートをメインアイテムにおいてインナーはシンプルかつコンパクトにまとめましょう。
コートの丈よりも3cm~5cmほど短い丈のワンピースもしくはスカートを合わせるのがオススメです。コートからボトムの裾が見えないことで全体を通してみたときにミニマルな印象をつくることができます。とくに身長が低い方には、こうした着こなしが似合うのでぜひ試してみてくださいね。
ベルトは片結び、インナーのXラインを強調して
前開きではなくベルトを結ぶというスタイルにするならば、ベルトは片結びでラフに結びましょう。通常にベルトを結ぶよりもウエストがキュッと引き締まり、女性らしいボディラインが作れます。
このとき、あえて前ボタンは止めない状態でベルトを結びましょう。そうすると前から見て大きなXラインが生まれ、スタイルアップにつながります。バストが大きくてトレンチが似合わないと感じる方は、この着こなしにするとトレンチを上手に着ることができますよ。
着られ感をなくそう!
トレンチコートとひと口にいってもその着こなしは、さまざま。キッチリ着たり、ざっくり着たり、あえてシワ感をつけてみたり、ベルトの結び方を変えてみたり……。ぜひいろいろな着こなし方を試してみてください。似合わないと思っていたけれど、この着こなし方なら似合う! というアナタにとってのベストな着こなしを見つけてみてくださいね。
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