今は後悔しかありません…不倫で「得した人と損した人」の差4つ

文・塚田牧夫 — 2017.12.31
不倫はいけないこと……ということは誰しも分かっています。待ち受けているのは“破滅”ということにも薄々気付いているでしょう。でも、なかには「不倫して良かった!」なんて感想を持つ人もいるんです。そこで今回は、“不倫で得した人と損した人の差”というテーマで、経験者に話を聞いてみました!

得した人:「すべてを手に入れた」

「ひと回り年上の人と不倫をしていました。相手は会社経営者でかなりのお金持ち。高級マンションに住み、高級車を乗り回し、住む世界がちょっと違うなって感じでした。ちなみに私は独身です。

不倫関係が始まって一年ぐらいして、奥さんにバレちゃったんです。最初は焦りました。

でも、彼の成金趣味な雰囲気を、奥さん側の両親は快く思っていなかったみたい。奥さんもかなり良家の出だったようなんですが、とにかく穏便に別れさせたいということで離婚の際も慰謝料が発生しなかったんです。

そして私は、なんの被害も受けずに奥さんのポジションをそっくりそのまま頂いちゃいました」マナ(仮名)/28歳

損した人:「結婚適齢期を逃した」

「私はもともと恋愛には真面目なタイプだったんです。不倫なんてするようなタイプじゃなかった。だからこそ、不倫相手のことを一途に想い過ぎちゃったんです……。

二十七歳から三十三歳まで、なんと七年間も妻子ある人と交際してしまいました。しかもその間、私はまったく別の男性とは関係を持ちませんでした。でも結局最後は、捨てられた……。

不倫期間中も、言い寄ってきてくれる男性はいたんですが、すべて断っていました。結婚適齢期を、すべて不倫に捧げてしまった。振り返ると、後悔しかありません」カナコ(仮名)/34歳

得した人:「新たな一歩を踏み出せた」

「結婚して五年目のときでした。あるパーティーに参加した際に、舞台演出家の方と知り合いになったんです。

私はもともと美大に通っていて、芸術関係にはすごく興味がありました。だからその人とも話が合って、自然な流れで不倫関係になりました。

その人は、私をいろんな場所に連れ出してくれて、芸術関係の方たちとの交流も増えていきました。そうしているうちに、私のなかで芸術関係の仕事に就きたいという意識が芽生えてきたんです。

その後は主人に不倫がバレ、離婚をしましたが、希望の道に進むことができました。決して楽なことばかりではなかったですが、すごく満足しています。遅かれ早かれ、こういう形になったのではないかと思っています」ナオミ(仮名)/33歳

損した人:「そして誰もいなくなった」

「私の場合、私も相手も既婚者のダブル不倫でした。しかも私は二児の母でもありました。

もともと恋愛体質だったので、結婚していても何人かの男性と関係を持つことはありました。でも、相手が既婚者というのは初めてのことでした。

私にはひとり、すごく仲の良い友だちがいて、その子にだけは全部話していました。その子が、“絶対やめたほうがいい”と止めてくれてはいたんです。

ただ私は、その意見を受け入れなかった。それどころか“あんたは結婚もしてないんだから、私の気持ちなんて分からない”と酷いことを言ってしまった。

挙句、主人に不倫がバレ、離婚し、親権も奪われました。私は、夫も子どもも、さらには親友まで、すべて失ってしまいました」ユイ(仮名)/32歳

“不倫で得した人と損した人”それぞれのお話をご紹介しました。

不倫して得することもあるとはいえ、やはり推奨はできません。やるからには覚悟が要る。身の破滅を招く可能性もあるので、軽い気持ちで始めるのはやめましょう。


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