【パサつきうねり広がり】梅雨時お悩み“3悪ヘア”の簡単救済テクニック。

2015.7.4 — Page 2/3

おうちブローで梅雨美髪

「髪の毛は濡れた状態から乾くまでの間で形が決まります。なので、翌朝スタイリングしやすい髪をつくるためにも、夜のブローはとっても大切なんです。濡れたままの髪で寝ると、枕に押し付けられた状態のまま髪の毛が乾いてしまい、寝ぐせがつきやすくなります。また、大げさに言ってしまえば頭皮にカビが生えてしまうことも。枕との摩擦でダメージにも繋がりますし、いいことなし!」(根本さん)

蒸し暑くて、なんとなくだるさが増すこの季節。ついついやってしまいがちですが、気を付けたいですね。

簡単おうちブローテク!

【STEP 1】
乾かす前はオイルを使用

オイル

ドライヤー熱から髪の毛を守るために、ドライ前には1~2プッシュのオイルをつけましょう。両てのひらを合わせて馴染ませたら、毛先~中間へ揉みこみます。最初から根元につけてしまうとベタっとしてしまうので、毛先からつけるのがポイントです。つける量が多すぎるとべたついてしまうので、多くつけすぎた場合はタオルで髪を包むように、優しくオフしましょう。
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♡ここがPOINT
「オイルを付ける前は、しっかりとタオルドライをして髪の水分をとってあげることが大切です。水分が多く残っていると、髪の毛一本一本ががくっついてしまい、サラサラの仕上りになりません。タオルドライを入念にすることで、ドライ時間も短縮できますよ!」(根本さん)

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【STEP 2】
バックからサイドの順で乾かそう

ブロー1

ドライするとき、どこから乾かし始めていますか?「トップから」「毛先から」という方も少なくないと思います。でも、正解はズバリ耳の後ろから。一番髪の毛の量が多く、乾かしにくい部分なのです。特に気をつけたいのは、毛先から乾かしてしまうこと。毛先が乾いても根元は乾くのに時間がかかり、オーバードライで髪を傷めてしまいます。
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♡ ここがPOINT!
・ドライヤーは地肌と平行に
「ドライヤーは、地肌と平行になるように当てて乾かしましょう。時間短縮にもなり、全体が早く乾きやすくなりますよ」(根本さん)

・手アイロンで素直な髪へ
「乾かしながら、手グシを通すように毛先を優しく伸ばしましょう。こうすることで、クセ・ボリュームもまとまりますよ。適当に乾かすとそのまま乾いてしまうので、より広がってバサバサになります」(根本さん)

・右側の毛は前方へ倒しながら

ブロー2

「一般的に、頭の左側は適当に乾かしても内側に収まりますが、頭の右側は後ろに流れるように髪が生えているので、右側を乾かすときは毛を前に倒すように手で取りながら乾かしてあげると、左右対称にまとまりますよ」(根本さん)
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【STEP 2】
ブラシ使いでワンランク上の美髪へ
ブラシ 「より美しい仕上りを求めるなら、断然、ブラシ使いをお勧めします! ですが、ドライヤーを持ちながらブラシを使ってブローするのは難しいですよね。なので、まず最初は髪の毛の下にブラシを添えて、ドライヤーの風とブラシで髪の毛をはさみ、プレスするようなイメージでOKです。自分でブラシを使ってブローするコツは、とにかく毎日使って慣れる事! ブラシ使えば更にツヤが出ますし、使うと使わないでは仕上がりに格段の差が出ます。ブラシ付きドライヤーもあるので、ぜひ挑戦してみてくださいね」(根本さん)
step2ブロー手順改

最後は、目の細かいコームで毛流れを整えて、完成!

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