アリスがゆく!ラピュタの島で妄想ジブリデート! カップル旅は和歌山が旬♡
憧れの鉄道運転士なりきりデート♡
次に向かったのは鉄道公園『有田川鉄道交流館』。今回の和歌山の旅で、私がどうしても行きたかった場所です!
この公園では、2002年まで実際に和歌山で運行していた有田鉄道の駅舎やホーム、車庫がそのままの状態で保存されています。そして、私がここへ来るのを楽しみにしていた理由は、自分で本物の電車を運転することが出来るからなんです。電車の運転体験が出来る場所は国内でもごくわずか!
運転できるのは鉄道車両『キハ58003』。約500mの線路で出発から運転、停止までの一連の流れを体験できます。教えてくれるのは、有田鉄道&JRで運転士として勤務されていたOBの皆さん。
運転台に座ると、前にも左右にもブレーキやらボタンやらがずらり。車のようにアクセルを踏めば進むわけではないのが電車。他のお客さんも乗せての運転に、緊張が走ります。声出し確認、指差し確認をしながら、マスコンハンドルでエンジンON!!
少しずつ前進する感覚に「おーー!! 」と思わず声が。徐々にスピードを上げて走る感覚は、想像以上の爽快感! そんな喜びもつかの間、出発の次はもっとも難易度の高いと言われる停車。停車駅を確認しつつ、ブレーキ弁ハンドルに手をかけます。
ハンドルを小刻みに左右に動かしながらの停車。この加減がなんとも難しく、ゆっくりと安全に車体のスピードを下げるのは至難の業。私は減速ができずに危うく次の駅をスルーし、線路を突っ切るところでした。なんとか停車させて、無事に運転は終了。
他の人が運転している間は、レトロな車両に乗車することもできます。実はこの電車、2011年に映画『ALWAYS 三丁目の夕日 ‘64』のロケでも使用されたもの。手に汗握る運転のあとは、撮影タイムも楽しいんです。
さらに公園内には、鉄道ファンが泣いて喜ぶ『蒸気機関車D51』通称デゴイチも! そのどっしりとした黒金色のいでたちは迫力満点!! 男子はもちろん、女子も絶対楽しめること間違いなし。
パンダからキリンまで! 王道デートといえば♡
和歌山と聞いて『アドベンチャーワールド』を思い浮かべる人も多いはず。動物園や遊園地の揃う総合レジャーランドとして、県の観光ランキングでは常に上位をキープ。さらに、この1年でますます人気が加速した出来事が。
そのきっかけとなったのは、2014年12月に誕生した双子のパンダ。昨年ここを訪れた外国人観光客が、自分で撮影した双子パンダの動画をYouTubeにアップしたところ、その可愛さが世界中で話題に。いまや国外からの旅行者にも人気のスポットなんです。
でも、ここまで来てパンダだけではもったいない。他にも見逃せないアトラクションがあるんです。その1つがこの「カートサファリ」。
施設内にある『サファリワールド』では、広大な敷地に放し飼いにされた動物たちと戯れることができます。しかし、とてつもなく広いサファリの中を歩いて回るのは、ちょっとナンセンス。そこで、カートに乗って敷地内を巡ります。
最初にお出迎えしてくれたのは、身長5mのアミメキリン。いまなら2015年5月に誕生したばかりの赤ちゃんキリンを見ることも! カートに付いているフードバケットのエサをあげながら、動物たちにタッチ!
指定の時間であれば、アフリカゾウ、サイ、ライオンのフーディングにも挑戦できます。私はシロサイに干し草をあげてみることに。2トンという巨体ながら、草食動物というから驚き! ごつごつしたボディと大きな角に大興奮!! 他にも、ラクダやエミュー、カンガルーなど27種類の動物たちに会うことができます。2人のペースで、自由に動物たちとの触れ合えるのも、カートならではの利点です。たくさんの動物を見たけれど歩きまわらないぶん、スタミナ切れどころか、ハイテンションのまま次の場所へ!