【プロが伝授!】秋のトレンドヘアカラー&色持ちを良くする3つの意外なケアテク

写真、文・中村朝紗子 — 2016.8.31 — Page 2/2

THROWとは？

「THROW」は、赤みを徹底的に削除することで、これまで色味の表現が困難だったアッシュをはじめとするクールカラーを美しく発色させることができる新しいニュアンスカラーブランド。

今まで日本人の髪で表現しにくかった ”抜け感” や ”こなれ感” のある外国人風の髪色を、美しく演出してくれるそう。

EMI SUZUKIさん(@emisuzuki_official)が投稿した写真 – 2016 8月 17 11:57午後 PDT

実はあの人気モデル・鈴木えみさんも、THROWカラーを取り入れたひとりなんです！

潤って香るとは、乙女心がわかってる！

カラー剤にはめずらしく、3種類のオーガニックオイル＆2種類のボタニカルオイルを配合しているのも特徴

鈴木さん　カラーしながら、植物由来の成分で髪に潤いを与えられるんですよ。

さらに、独特の匂いを感じなかったのにも驚き。

鈴木さん　フレッシュフローラルの香りです。香水のように、時間とともに変化するんですよ。トップはフルーティでさわやかなシトラスグリーン、ミドルはジャスミンやダマスクローズのフローラル、ラストはライトアンバーやホワイトムスクのやさしい甘さ。女性のお客様にも好評です。

髪をいたわりながら、アロマのような香りに癒される。これまでのカラー体験の中でも味わったことのない、快適さがありました。

できあがり！

そうして仕上がったカラーがこちら。見るからに痛んでそうだった赤みを脱し、やさしく艶めく、深みのあるアッシュ系ブラウンにしていただきました。配合は、アッシュ、ブラウン、シルバーを１：１：１です。

ビフォーアフターをみれば、その差は歴然。

おかげで、秋をごきげんにスタートできそう！　

でも、ちょっと待って。このカラー、また抜けちゃうのが不安。鈴木さん、どうすればいいの〜!?（叫）

カラーを長持ちさせる方法

鈴木さんが教えてくれた、カラーを長持ちさせる3か条はこちら。

その１：しっかり乾かして寝る。
その２：表面をオイルなどでコーティングする。
その３：カラーして３日間はぬるま湯で洗い、トリートメントはすぐに流す。

１、２は普段のケアでも大切なことですが、３は意外だった人も多いはず。

鈴木さん　カラー剤は熱に弱いので、しっかり定着するまではぬるま湯がオススメ。また、カラーをした後、ダメージケアのためにとトリートメントを入念にしてくださる方が多いのですが、カラーしてすぐの髪にトリートメントをしすぎると、髪の内部が成分飽和になってカラー剤が抜けてしまうことも。あまりつけ置きせず、さっと洗い流してくださいね。

良かれと思ってやっていたことが、カラーを褪色させる一因になっていたなんて…。この知識、みなさんもぜひ今後の美髪生活に役立ててみてください。

以上、全員美女化計画でした！