【初体験】阪神競馬場で見つけた不思議な料理『かすうどん』を試してみると・・。

文・拝原理恵(anan総研 No.206) — 2016.12.10
阪神競馬場に向かったanan総研「うま部員」拝原。フードコートで見つけた名物うどんとは?

【うま部ニュース】vol.14

神戸三宮から阪急電車で25分、大阪からも30分のところにある阪神競馬場に、うまびNEWS編集部、兼、anan総研うま部の拝原が行ってきました!

部員・拝原、早速、東ウイング1Fフードプラザで不思議な看板を発見!

かすうどん?

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店名は、『KASUYA』。ロゴが牛さんだから、牛肉を使ってそうだけど・・。 “かすうどん”って、どんなうどんか気になりますね♪

お値段は500円!

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うどん以外にも、スタミナが付きそうなメニューが豊富。ぼっかけ丼やどて煮など、気になるメニューもありましたが、ここは一番大きな扱いの、かすうどんに決定! レース観戦の前の腹ごしらえはここにします。

かすうどんをオーダー。

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『KASUYA』はテイクアウト専門店。注文口でオーダーして、近くのテーブルでいただく形式です。

これがかすうどんだ!

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うどんの上に載っているのは、ネギと “かす”!!私は辛いのが好きなので、七味をかけて、いただきます。かすの見た目は、おふ、もしくはミミガーをふやかしたような不思議な感じです。

いただきます♪

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近くのセントウルガーデンに移動して、早速、いただいてみます。セントウルはレース名にもなってますが、ギリシャ神話のケンタウロスを英語読みしたもの。そのセントウル像がシンボルとなっていて、噴水や花壇がありました。ちょっとしたピクニック気分。

かすのお味は?

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食べてみると、思ったより口当たりがさっぱりで、油がしつこくない! 甘めの優しいかつお出汁に、かすの旨みが広がって美味しい♪ かすは、お汁でふやけても食感もある、ゼラチンのような、スルメのような感じでした。

そして、あっという間に完食♪ 

東京生まれの拝原、かすうどんの素性が気になります。そこで・・・

店長に聞いてみました。

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やはり不思議なのでお店へもう一度戻り、取材開始。店長の中越さんが明るく優しく、かすうどんについて教えてくださいました☆

拝原 かすうどんの“かす”ってなんですか?

中越 “かす”は、大阪の南河内地方の郷土食材で、牛の小腸(ホルモン)を揚げて、水分や余分な脂分を飛ばしたものです。

拝原 大阪ではメジャーなんですか?

中越 はい、もちろん。かすをうどんに乗せて“かすうどん”にしたのは、ウチが発祥なんですよ。

拝原 えー、そうなんですか?

中越 名前は“かす”ですが、実は高タンパク・低脂肪・コラーゲンたっぷりの食材です。

拝原 ふむふむ。ちなみに、ぼっかけって何ですか?

中越 牛すじどて煮です。こんどはぜひこちらを食べてみてくださいね。

インタビューを終えた拝原の前に・・・

看板娘、登場です!

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関西のノリで、ふたりの看板娘が登場。笑顔で対応してくれました

ごちそうさまでした。

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また食べたいから、東京に帰っても食べられるお店を探してみよ~。ごちそうさまでした!

Information

KASUYA
住所:兵庫県宝塚市駒の町1-1 阪神競馬場1F フードプラザ
営業時間:競馬開催日 9時~16時
TEL:非公開
メニュー:かすうどん¥500 ホルモン焼き¥400 ぼっかけ丼¥600 など

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