第6回大阪マラソンにanan総研マラソン部が出場。レース各地点の振り返りレポ&来年出走者へのアドバイスも!

40km地点：地獄の坂を越え、気力の残り2km弱！

コース最大の難関「南港大橋」が二人を待ち構えます。橋は200ｍの距離ですが、あの箱根駅伝の上り坂よりも傾斜がきついというウワサも。この橋を思い出して、思うことは？？

吉田　橋を見たときは「あ、ここか。やばいな…」とげっそり。でも橋の上でコブクロさんの「42.195km」が爆音で聞こえてきて力を振り絞りました。あとで知ったのですが「地獄の砦・南港大橋」っていう歌詞が出てくるんですね。とっても共感します（笑）。つらいコースだからこそ応援もあたたかくなりましたね。印象に残ってるのは「足痛いなんて気のせぇや！」「そこの兄ちゃん、止まったらあかんで！」とか大阪ならではのヤジ。笑えました。

的場　30kmあたりで感じていた辛さが、本当の辛さじゃないことを知りました。本当につらかった！　橋の上り坂では、コーチの言葉「上り坂は前かがみ、下り坂は後ろに反らないように」を思い出して意識しました。コブクロさんの歌で「なんで走るのか聞かれることもあるけど、それもわからない。大人になってから限界を知る」「夢の御堂筋逆走」みたいな歌詞が聞こえて、自分とリンクして勇気をもらえました。

－橋を越えると残りわずか2km。ゴール寸前の状況はいかがでしたか？　

吉田　ここでは100mでさえも長く感じて、「ゴールまだかな」ばかり考えてました。応援の「あと少しだよ」「頑張って」の声に励まされました。FINISHゲートを見たときは「あぁやっと終わる〜」と思った。前日、絵馬には「自分の力を出し切る」と書いたので、それを叶えられたかな？ と振り返っていました。もう少し力を振り絞ろうとしたけど、もうそれ以上スピードが出なかったので、これが全力なんだなぁと思いました。

的場　「後ちょっと」という応援の声を聞いて「わかってるわ〜！」と思いましたね（笑）。足がすごく痛かった。40㎞過ぎあたりで編集部スタッフが見えたこともあり、頑張れました。後500mっと叫ぶ沿道からの声が聞こえて、そこからまた走ることができました。FINISHゲート見て「あぁ終わりだ〜」と感慨が溢れてきましたね。走りきれた安堵の気持ちも溢れてきました。

そして二人とも、遂にフィニッシュ！

吉田さんは04:27:73、的場さんは05:34:25で見事完走！

ーゴールしたときの気持ちを教えてください。

吉田　「もう走らなくていいんだ〜！」っていう安堵が溢れてきました（笑）。グアムから1時間ほど縮まったので、タイム的には良しとします。

的場　最初のバナナのこと、いつも車で通っていた公会堂を走り抜けたこと、赤い橋が見えてからの3kmが長かったこと、いろんなことがフラッシュバックしてきました。唐揚げとコロッケはなかったな…とか。食べ物への未練が溢れてきました（笑）。とにかく、自分で自分を褒めてあげたいです！

サプライズで、MIZUNOの大西さんから花束をいただきまいた。

　　　　　　　　　
大西さん、ステキなお心遣いをありがとうございました！

今回着たウェア・MIZUNOの+me(プラスミー）をチェック！

このウェアのコンセプトは「忙しい現代を生きるアクティブな女性を応援する、メトロポリタングラフィック」。

吉田さん着用のデザインは、朝焼けに光るビルの街並みや、朝日に照らされてキラキラ光る窓を表現しています。的場さん着用のデザインは、夜のネオン街をイメージ。ネイビーをベースに、光り輝く伝統や街の光をイエローを中心としたカラーで表しています。どちらも店頭で非常に人気なデザインなのだとか。

吉田　吸水性がバツグンなので、サラサラした素肌感のまま走れました。すごくかわいいデザインでお気に入り。今日は日差しが強かったので、UPF30の紫外線カットという素材も嬉しかったです！

的場　スタイリッシュで、着ているだけで”デキるランナー”の印象を与えられそうなデザインがお気に入り。ネイビー×ネオンカラーは、どんな色やテイストともなじみやすいので、ありがたいです♪

来年のランナーに一言！

－来年、大阪マラソンに参加しようとしているランナーに対して、アドバイスをお願いします。

吉田　応援がすごいので、沿道からの勇気、励みをたくさんもらえるあたたかい大会です。もう１回走るとしたら、出走前に体を冷やさないように、捨てられるビニール袋を持って行こうかと（袋のそこに穴をあけかぶると防寒に）。朝と昼、日向と日陰で温度がかなり変わるので、体温調整も完走のカギです。

的場　景色を楽しみながら走ったほうが気持ちがラクになると思います。普段、旅行で見に行くような中央公会堂などの名所を、走って回れているのでラッキー♩ くらいの気持ちで楽しんで。ハロウィン前なので仮装ランナーたちを眺めても楽しめると思います。次こそは、給食の唐揚げをゲットしたいです！

二人とも無事に完走できた大阪マラソン。来年もマラソン部から出走できることを願いつつ、ここで締めくくりたいと思います。以上、大阪マラソンレポートでした！

Information

第６回大阪マラソン
http://www.osaka-marathon.com/2016/info/gist/

MIZUNO ＋me（プラスミー）
http://www.mizuno.jp/plusme/