【五輪帯同コーチに聞く!】ランニングには厳しい夏。どう乗り越える?

2015.7.28 — Page 1/3
ランニングをしている人にとって、夏はとっても厳しい季節。あれ? なんだか最近走れない…、体が重い…、スピードが出ない…、そんな風に感じているランナーも多いのではないでしょうか? そこで、夏の間のランニング練習について、anan総研コーチの橋本さんに聞きました!

【マラソン部ニュース】vol.26 文、写真・村上ゆき

ランニングをしている人にとって、夏はとっても厳しい季節。あれ? なんだか最近走れない…、体が重い…、スピードが出ない…、そんな風に感じているランナーも多いのではないでしょうか?

夏の練習、どうすれば?

秋のマラソン大会シーズンに向けて、ランニングには過酷なシーズンである夏をどう乗り切るか。anan総研マラソン部のコーチをしていただいているアラタプロジェクトの橋本コーチからアドバイスをいただきました。

橋本健太郎

橋本健太郎コーチ
アラタプロジェクト・チーフプロデューサー
プロマラソンランナー藤原新をサポートし、2012年ロンドンオリンピックに帯道。先日のanan総研マラソン部おきなわマラソン完走プロジェクトにもコーチとして参加。

夏のラン、3つのポイント。

POINT1
まずはレースに出よう!
夏は走るモチベーションが落ちるので、レースを使って気力と走力を維持するのがベスト。月に一度、出来れば二度はレースに出るといいと思います。夏にさぼってしまうと、秋の目標レースで良い結果が残せないので、しっかり継続して走ることが大切です。ただし、夏のレースは水分補給が大切。真水ではなくスポーツドリンクがベターです。ミネラルの補給も積極的に行なってください!

 

POINT2
練習は早朝か夜!
暑いなかで練習はダメージも疲労の蓄積も大きいので、早朝もしくは夜の出来るだけ涼しい時間に走るようにしてください。夏の雨はランナーにとっては恵みの雨でもあるので、雨の日は逆にチャンスだと思って走れるといいです。また、山に行ってトレイルランをすると気分的にも気候的にも長時間走ることができるのでお勧めです。

 

POINT3
ウエアにも気を付けて!
女性は特に日焼けが気になるところですが、タイツやアームウォーマーなどはできるだけ避け肌の露出を多くすることで熱の放出を高める工夫も大切です。ただ、紫外線によるダメージを防ぐために、帽子やサングラス等を使用すると良いでしょう。