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【号泣&笑顔】果たして完走できたのか? グアムインターナショナルマラソン挑戦記③

2015.5.15 — Page 1/2
「グアムインターナショナルマラソン2015(GIM)」挑戦した、anan総研マラソン部の選抜メンバー4人。第2話までは、日本出発からゴール寸前までをレポートしましたが、第3話の今回は、ゴール~その直後に起きたこと、をお伝えします。4人は完走できたのでしょうか?

【マラソン部ニュース】vol.21 文・anan総研編集部

「グアムインターナショナルマラソン2015(GIM)」挑戦した、anan総研マラソン部の選抜メンバー4人。

挑戦したのはこの4人

左から、尾谷萌さん(no.63)、遠藤朋美さん(no.65)、吉田まりみさん(no.153)、斉井夕絵さん(no.34)。
左から、斉井夕絵さん(no.34)、遠藤朋美さん(no.65)、尾谷萌さん(no.63)、吉田まりみさん(no.153)。
 

第1話の『【全員が泣いた!】常夏の島、澄み渡る海。グアムインターナショナルマラソン挑戦記①』
http://ananweb.jp/blog/marathon/28032/
では、日本出発から前日の夜までをレポート、
第2話の『【スタート!】走り出した4人の運命は? グアムインターナショナルマラソン挑戦記②』
http://ananweb.jp/blog/marathon/28835/
では、スタートからゴール直前までをレポートしました。

 

第3話の今回は、ゴール~その直後に起きたこと、をお伝えします。

全員が泣いた、感動のゴール!

-ゴールした時の状況を教えてください?

尾谷 ゴール地点で高橋尚子さんが迎えてくれているのを見たときは、やっと終わるという安心感が。尚子さんから「もえちゃーん」とよばれ、DJも私の名前を呼んでくれたので、最後はかっこよく走り切りたいと思いました。無理してラストスパートをかけたので、ゴールした瞬間からもう歩けなくなりました。

吉田 私の時もゴール前には高橋尚子さんがいて、私を見つけるとすぐに走ってきてくれて一緒にゴールしてくださいました。ゴールが見えると、走り切れた嬉しさとやっと終わるんだという安心感と色んな感情が湧き上がり思わず泣いてしまいました。本当に本当に辛かったのにゴールは一瞬でした。ゴール近くには走り終わったメンバーやスタッフさんがいて最後まで名前を呼んでくれたのを今でも覚えています。今でもその瞬間を思い出すと涙が出てきそうです。

尾谷さん、涙のゴール。
尾谷さん、高橋尚子さんと一緒にゴール!
吉田さん、涙のゴール!
吉田さん、涙のゴール!
感動的。
抱き合う高橋尚子さんと吉田さん。感動的(涙)。

遠藤 ゴールの先にスタッフの方の姿が見えたので、「うわー、何て言い訳しよう」と思っていました。実際、「すんません2回げろったんですけど~!」と、ゴール直後のしょうもないコメントを言いました。もう少しまともなこと言いながらゴールすればよかった。

斉井 笑。私の場合は、「SEKIE SAI」って大きなマイクの声で呼ばれて(ゴール直前にDJブースがあり、そこでゴールするランナーの名前をDJが叫んでくれる)、恥ずかしかったけど嬉しくて、本当に終わったなって思った。最後のゴール寸前が全体のランニングの中で一番楽しく一番元気だった。電光掲示板のゴールは達成感と充実感をより一層与えてくれました。

遠藤 ゴール近くに、海が近くにあるよ。と聞いていたので、べそべそしながら海に向かっていたら、近くにいたおばさんが「そんなに泣いて、どうしたの? 大丈夫??」と話しかけてくれました。グアムの人のあたたかさに触れ、心がほっこりしました。ただ、私は英語が話せないので、「オーケーオーケー・・・・完」。来年までに英語の勉強をして、もっと現地の人たちとからみたいです。

斉井 ドディ、そんなのまだまし。私はゴールした勢いで、とにかくずっとで出そうで出ない下痢の波が折り返しから続いていたのでトイレに直行! 幸せなトイレでした(笑)。その後、先にゴールしてたドディーとしゃべって、お互い悔しくて、話してたら涙がまたバーッと出て、ホテル戻ってまた涙がバーーみたいな感じでした。

斉井さん、笑顔のゴール!
斉井さん、笑顔のゴール!
遠藤さん、メンバー中最短タイムでゴール!
遠藤さん、メンバー中最速タイムでゴール!

ゴールしてそのまま海!?

-レース後はどんな状況でしたか? 体の異変、どのようにケアしたか、など教えてください。

尾谷 レース直後はまっすぐ歩けないほど足に痛みがありました。ホテルに帰ってからも動けず、しばし休息。その後、重い体を引きずり海に行くと、良いクールダウンになったようでかなり楽になりました。アミノ酸を多量摂取して、疲労抜きをしました。

吉田 体中が痛く、足は特に重くパンパンでした。走り終わってからはとても疲れていたので寝ました。起きると歩けないほどの筋肉痛でした。足にはサロンパスや湿布を張り、疲労回復のためにアミノ酸のサプリを摂取しました。また、アイシングのために海に行ったのが効果的でした。マラソン中は暗かったからか日焼けはほとんどしませんでした。

救護所で放心状態の二人。
救護所で放心状態の尾谷さんと吉田さん。
ゴール直後、完走記念のメダルを手ににっこり。
放心状態から立ち直り、完走記念のメダルを手ににっこりするふたり。

遠藤 実は私、体の変化はほとんど見られません。前回のフルマラソンでは走り終わったときにすさまじく足が痛かったのですが、今回は、前半体調が悪く思いっきり足を使うことができなかったので、体を痛めたり、大きな筋肉痛がありませんでした。4時間を切る走りができていたら、もっと筋肉痛がきていただろうな、と感じ、少し切なくなりました。

斉井 私も。マラソン後の脚を引きずるとか痛くて動けないとかが本当に全くなくて、そこがまた悲しい気持ちになります。膝とかも使ってないんだと思います。一応サプリは飲みましたが、すぐに走れちゃう感じの全くの異常なしです。

遠藤 走り終わってからしばらく、せきえさん(斉井さん)とホテルのベランダで海を見ながら反省会していました。海が美しくて、ベランダの日陰にいたため気温もちょうどよく、すごく気持ちが良かったです。何しろ1時から起きているので眠気を感じ、少しホテルで休んで、海に入ってクールダウンしました。シュノーケリングをしたのですが、かわいらしい魚がいたことに感激し、このときはマラソンの悔しさをすっかり忘れていました。こんな贅沢なクールダウンの方法があるんですね。

最高に贅沢なクールダウン中♡
最高に贅沢なクールダウン中♡

-終わってみて感じたことを教えてください。

尾谷 正直、頑張れば4時間半すぎくらいで走りきれるのではないかと思っていました。失速したものの35キロ地点くらいまでは5時間ギリも出来ると思っていたので、5時間以上かかってしまったことは素直に悔しかったです。練習でも25キロ以上走ったことがなかったので、ラスト10キロがこんなにも苦しくて、こんなにも足が動かなくなるなんて知りませんでした。みんなが「意外といけるよ」と言っていたので、何だかんだ走りきれると思っていましたが、想像以上に苦しかったです。

遠藤 マラソンが以前よりもっともっと好きになりました。今回、苦しいことを少しだけ経験したマラソンとなりましたが、マラソンって、スタートしてからゴールする間だけ頑張るのでは全然だめで(もちろんほかのスポーツも同様だと思いますが)、数か月前からやるべきトレーニングを計画的にこなし、数日前からカロリーを多めに摂取したり、休養をしっかりとって体調を整えるなど、数か月前からずーっとすべてが本番につながっている、そんな競技であることをしみじみと実感し、あらためて面白いと感じました。フルマラソンの次の日、朝起床してホテルのベランダから海を眺めて、「あ、走りに行きたい」と考えている自分がいて、完全にマラソンという競技にはまってしまったみたいです。

ゆったりした時間を楽しむふたり。
ゆったりした時間を楽しむふたり。

吉田 ずっと走り続け3時間半過ぎくらいに残り10kmだったので4時間半〜5時間くらいで着けるかなと思ったら、最後は歩くことしかできず結局5時間回ってしまいショックでした。初心者の私に一から教えてくだったコーチや応援してくださった方には最後の方、歩いてしまい申し訳ない思いでした。でも走りきれた達成感はとても大きく、本当に辛かったけど走ってよかったです。今思うとあっという間で楽しかったです。タイムは遅かったけど、完走できたことはこれからも自信に繋がると思います。フルマラソンに今後挑戦するかはわからないけど、マラソンをし始めて体の調子がすごくよくなったのでマラソンは続けたいと思います。

斉井 4時間ギリどころが5時間ギリのペースで、あまりにも目標との落差に悔しさしかないです。沖縄と比べ、坂もこんなに楽でフラット、じゃあなんでこんなに辛いことになったんだろう、記録がまったくでなかったんだろうと考えても分かりません。悔しい思いだけは刻まれたし、マラソンの悔しみはマラソンでしか返せないと思ってます。辛いドン底の最低な自分を囲む景色が、キレイすぎる海。最高なところが愉快だなと思いました。

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