ハダカのコクハク【Epi11-4】「浮気の果てに…」

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上京以来、奔放なセックスを楽しんでいたチカさん。ですが、二人の男性からのプロポーズを通し、一途になろうと努力。その結果待っていたのは、満たされないココロとカラダでした。

ハダカのコクハク【Epi11】

「セックスはスポーツです!」

■ハダカになる人
チカさん(仮名)

■データ
・年齢 25歳
・職業 会社員
・彼氏 無
・初体験 18歳
・経験人数 24人
・H回数 月3回
・好きな体位  バック
・苦手な体位  座位


地方から上京して7年目のチカさん。地元でそこそこ有名な“立派な”親の元に生まれ、学生時代は勉強一筋。門限も厳しく外泊は禁止。もちろん恋愛やセックスの話なんてタブーな、厳格な家庭で育ちました。ルックスは、女子サッカーの澤穂希選手似。裏表のないサバサバ女子に見えるのですが……。親には絶対見せられない、裏の顔がすごすぎました。

 

【Epi11-4】
全部失って、迷走中

結婚を考えていた職場の後輩とつき合うまでは、常に3~4人と同時進行でセックスをしてきました。そのときは「みんなと100%の気持ちで向き合っているから問題ない!」と言う気持ちでした。一緒にいる相手とは、常に真剣にセックスを楽しんでいたし、他の相手の存在はお互いにバレないようにしていたから。

でも……ふたりの男性にプロポーズされて、初めて「どっちにも100%の気持ちで接するなんてムリだ! どっちかに絞らないと」という罪悪感が生まれました。今までの私だったら、絶対バーテンダーの彼を選んでいたと思う。顔はいいし、なによりも、話が面白くって、知らない所へ連れて行ってくれ、私の好奇心を満たしてくれる相手だったから。

でも、平凡な結婚が幸せなんだと感じていた私は「かっこいいんだから、私なんかより絶対いい人いるよ」とバーテンダーのプロポーズをはぐらかし続けました。すると、「結局お前は俺のことを一度も信用しなかった!」と言われまして。その言葉が、すごくショックで。私は、この人といて面白い体験をいっぱいしたけど、この人のことを全然大切にできてなかったんだ。きっと、マジメな彼氏のことも同じように、寂しい思いをさせているかもしれない……。そう思うと、今までセックスの関係を持ってきたすべての男性に対しても「悪いな」と思い自己嫌悪に。

バーテンダーの彼氏とは別れ、真剣に本当の彼氏と結婚しようとしました。同時に、すべてのセフレを切りました。

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