ハダカのコクハク【Epi10-4】「乗り越えた、セックスレス」

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Pink eye’s

セックスレス上等

レスで悩んだときって、自分の恋愛思考に気づくチャンス!
 
世の中には、セックスをしていない夫婦やカップルはたくさんいます。その人たちがみんな悩んでいるのかというとそうでもありません。レスで悩まない人と、レスではダメだと悩む人の違いって? そこには、セックスレスに対する考え方に明らかな違いがあります。前者は、レスにネガティブなイメージがなく、反対に後者は、レスに対してネガティブな思い出やイメージがあるのです。

たとえば、リリさんのように、レスは「愛されてない証拠」というネガティブ思考。本文で語っているように、相手のことがイヤでレスになり、浮気をした自分がいるから、そういう思考ができました。あるいは、誰かからの刷り込みでそう思う人もいますが、誰もが持っている思考ではありません。

また、レスだと「子供ができなくて困る」とネガティブに感じる人もいます。子供を産んで当然という思考の持ち主ってことですよね。悩まない人たちは「子供ができたとしたら産もう」「夫婦ふたりの人生もいいよね」という思考で生きているようです。

レスだと欲求不満で困ると悩む人もいるかもしれません。レスで悩まない人は、欲求不満にならないのでしょうか? 私が考えるに、欲求を感じにくい、もしくは、欲求が満たされないことを不満に思わないんだと思います。たとえば、「肉を食べたい!」と思ったとき、肉を食べないとツラいと考える人か、「今度でもいいや」「別のものでもいいや」と考える人かの違い。欲求が満たされないことは、必ずしもネガティブな結果に直結するものではないのです。

レスで悩んだときは、なぜツラいと思うのかを掘り下げて考えてみると、自分のことがよ~く分かると思いますよ。
自分の思考に気づくことをすすめるのは、セックスレスで離婚した女性が、レスのときにじっくり悩んだおかげで、次の結婚は、とってもうまくやっているのを見ているからです。しかも何人も♪