ハダカのコクハク【Epi9-3】「サラシを巻いたレズビアン」

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バイセクシャルの樹里さん(仮名)のお話。レズビアンといってもさまざまなタイプがいること、知っていますか? 前回のコクハクでは、はじめての女の子とのセックスのお話でしたが、今回はバリタチの女性とのセックス。タイプが違えば、セックスもがらっと変わるようです。

ハダカのコクハク【Epi9】

「レズとバイ」

■ハダカになる人
樹里さん(仮名)

■データ
・年齢 34歳
・職業 会社員
・彼氏 無
・初体験 17歳
・経験人数 約30人(うち4人は女性)
・H回数 1回/月
・好きな体位  正常位
・苦手な体位  バック


バイセクシュアルガールの登場です。これまでに4人の女性と交際経験がある樹里さんは、どんな話題にも笑顔でノってくれる&ふくよかボディの癒し系キャラ。男性からも女性からも愛されるというのも納得です。そして、3歳にして、大人の男性に口移しで食べ物をねだっていたというオマセな幼少期を過ごしてきた女性。初めて見たエッチな媒体は、母親のレディコミ。SM系の漫画だったそうで、小学生でSMやフェティッシュな世界に興味をもっちゃったんだって。樹里さんのモーレツに楽しげな人生、覗き見してみましょう。

 

【Epi9-3】
サラシを巻いたレズビアン
サキちゃんと出会ったのは、女の子同士の合コン。

タチとネコ、10対10での合コン。タチとは、いわゆる男役。ネコは女役。見た目も、タチには男の子っぽい人が多くて、ネコはフェミニンな子が多い。けれど、女性らしい格好をしたタチ、ボーイッシュな雰囲気のネコもいます。私は、フェムネコっぽい感じ。

サキちゃんは、完全に男役しかしない、バリバリのタチ。正しくはレズビアンじゃなくて、自分のことを男だと認識している“性同一性障害”だったと思う。2008年にやっていたドラマ『ラスト・フレンズ』で性同一性障害役を演じていた上野樹里みたいな感じで、肌も顔もキレ―。モデルにスカウトされるほど、スタイルもよくて、ひと目見たときから「超かわいい!」と思った。

その日は連絡先を交換するだけ。その後、何度か一緒に飲んでいるうちに、お互い気にいっていることが分かって、「つき合いましょう」ってなったの。女同士だからって、男女の恋愛となんら変わらないと思う。

サキちゃんとの初めてのエッチは、超緊張しました。

女の子とのエッチは初めてじゃないけれど、自分のことを男だと認識している女性とのエッチは初めてだから、ヘタなことはできないという気持ちが大きくて。しかも、サキちゃんは超シャイだから、なかなか手を出してこない。でも、私から誘うなんてもってのほかだし……。

つき合って2か月目くらいのとき、サキちゃんの家でたわいもない話をしながらお酒を飲んでいたら、向こうからキス……。女の子の唇って、やっぱ柔らかくて気持ちいい♥
次第に、サキちゃんの手が私のおっぱいに……。タチのサキちゃんの触り方は、女性として女性を好きになるミドリとは違い、やはり男の人っぽかった。フェザータッチなんかじゃなくて、激しかった。

私も触ろうと手を伸ばしたら「ごめん」て……。

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