ハダカのコクハク【Epi8-2】「お◯でしかイケない彼」

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求めたり求められたり、アナルセックスに興味を持つ人は多いのではないでしょうか?今回は、アナルセックスに挑戦する純子さんのお話。「カレが膣でイケない」なんて悩みを持っている人も必見です!

ハダカのコクハク【Epi8】

「結婚と離婚と、HAPPYな私。」

■ハダカになる人
純子さん(仮名)

■データ
・年齢・30歳
・職業・会社員
・彼氏 無
・初体験 16歳
・経験人数 7~8人
・H回数 一番近くて2年前
・好きな体位  正常位
・苦手な体位  立ちバック(立っているのが疲れる)


連載初の、結婚経験者の登場です。最初は「他のみなさんのような武勇伝は全くないのですが、ピンク先生に会ってみたくて来ました」と謙遜気味な態度でしたが、話し始めると、出るわ出るわ興味深いエピソード! 女優・尾野真千子似の元気キャラですが、3年ほど前は、結婚がうまくいかず体調を崩し、寝たきり生活を送っていたんだとか。そんな彼女でしたが「子供の頃はゲゲゲの鬼太郎と結婚すると信じていた!」なんて冗談を言えるくらいに復活! 一風変わった幼少期から、HAPPYに生きる現在までの道のりを、全コクハク。

 

【Epi8-2】
お◯でしかイケない彼

 初体験の5歳年上の彼氏とは、半年くらいつき合って別れてしまい、その後、何年もセフレのような関係に。「純子とは遊びではつき合えないと思った」と言っていた彼なのにね。

だけど、別れた後も、勉強を教えてくれたり、相談に乗ってくれたりと、大切にしてもらっていたし、自分もセックスがしたかったのだから、後悔はしていません。

高校を卒業すると5歳年上の元カレをこっそり追いかけて、東京の大学に通うことに。でも元カレには、新しい彼女ができていました。それでも「どうせ私たちは復縁するだろう」という自信があって、「今は大学デビューをしておこう」と思い、サークルの人や先輩など、適当な男性に持ち帰られてセックスをしました。

というか、ひとりで寝るのが怖くて寂しくて、一緒に寝てくれるならセックスくらいしますけど、という感じだったのですが。もちろんコンドームは必須でしたよ。「マナーだから」とカッコつけたことを言っていました。

この頃一番思い出に残っている男性は、通称“アナルくん”。

美術大学に通っていた、アーティスト志望の男の子で、ルックスがめちゃくちゃカッコよかった! モード系のファッションでいつも決まっていて、モデル系の美人とばかりつき合っていた人です。DJもやっていた人で、クラブで知り合ってから、ふたりで会うように。

私の方が大好きになってしまったのですが、当時の私は、ホームシックのストレスで食べまくり、今より20キロくらい太っていて70キロくらいあったデブス! それなのに「純子は、太っているけどキャラが面白いからOK」とつき合ってくれたんです。奇跡! 

彼は、「毎日セックスをしたいから、常に彼女がいる状態にしている」と言いきるほど、セックスが大好きな人でした。でも、私とセックスをしても全然イカないんです。初めは「遅漏なのかな?」と思っていたけれど、彼の友達に「あいつ、アナルでしかイケないらしいよ」と聞きました。彼に尋ねると「そうだよ。でも、純子がイヤならしなくてもいいよ」って。

アナルなんて絶対イヤだったから、手や口などでいろいろ試してみたけど、やっぱり彼はイケなかった。なぜアナルでしかダメなのか聞いてみると「一度アナルをしてみたらハマっちゃって。アナルの方がキツいから、膣ではイケなくなってしまった。じつは、俺も少し悩んでいるんだ」と告白されました。

そんな風に言われると、かわいそうになって試してみたのですが……。

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