食らいつき合コン道 vol. 22 勃発! 女子力競争。

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『平和合コン』の本当の意味

男性と女性が駆け引きしあったり、モテを追及して女子度(あるいは男子度)を確かめたり、酔っぱらった勢いでワンナイトラブを楽しんだり…。「合コンというものは、そういう“遊び”だ!」と割り切ってしまったら、それはそれで楽しいのかもしれません。

でも私は、初回からずっと『皆が楽しめ、人と人との付き合いのできる、平和な合コンを目指しましょう!』と言っていました。

なぜなら、先述したような“遊び”の合コンでは、男性は男性らしく・女性は女性らしくあることが前提条件となっていて、そうでなければ盛り上がらないからです。

まだ大学4年生の私ですが、ある時きっと“女子”の限界が来るような気がしています。

そうなった時に、果たして男性は今までのように優しく接してくれるだろうか? 「お会計は僕たちが払うよ」と言うだろうか? 激しくデートに誘ったりするだろうか? 隣の席にわざわざ来て手を握るだろうか?「今夜は帰らないで一緒にいようよ」なんて口説くだろうか?

明らかに“女子”としての需要が無くなった時、私は傷つかずにいられるのだろうか…。

ついつい合コンだと忘れがちなのですが、自分も相手も男性・女性である前に、まず一人の人間だということ。そう考えられたときに、合コンの楽しみ方はぐっと広がるし、本当の“出会いの場”として機能するのではと思います。

というわけで、合コン成功率1%未満の女子大生 入江がお送りしました『女子大生 入江の食らいつき合コン道』は今回で終わりとなります!

 

これからはカラテカ入江さんと合コンできることを目指して、修業に取り組んでまいります。これまで応援してくださった皆様、ありがとうございました!


約半年間『食らいつき合コン道』をご愛読いただきましてありがとうございました。著者、女子大生卒業のため、連載は今回で終了させていただきます。近日、女子大生 入江はパワーアップして『anan総研WEB』に復活・・いや、もうすでにどこかに登場しているかもしれません・・・。