アンアンからニュースを配信します!

“ビーントゥバー”最新情報! バレンタイン前にチェックしたいお店♪

2017.1.14
カカオ豆(ビーン)から板チョコ(バー)までの一貫製造する“ビーントゥバー”。数年前に注目を集め始めたこの新しい波は、いまや大きなうねりに。大手メーカーや有名ショコラティエまでも巻き込む一大トレンドの、最新動向をレポートします。
チョコレート
ビーントゥバー作りには、クラフト志向の高いクリエイターが携わっているケースが多い。『ダンデライオン・チョコレート』しかり、そのパッケージは、スタイリッシュかつ、チョコレートに対するこだわりが表れている。

チョコレートの新たな楽しみ方として、多くの人を虜にしているビーントゥバー。そもそもこのムーブメントは、どのように起こったのだろう。

「始まりは、’00年代初めのこと。アメリカで、これまでの仕事とは別の“何か楽しいこと”を始めたいと考えた人が注目したのが、当時、小ロットで手に入るルートができはじめたばかりのカカオ豆。折しもアメリカでは、コーヒーを豆の産地から厳選するサードウェーブが盛り上がりだした頃。同様に豆の産地や焙煎などで味が全く変わるチョコレートも、クラフト好きのクリエイターの琴線に触れ、独学で作り始める人が登場。その数は少しずつ増え、’07年にNYでビーントゥバーブランド『マストブラザーズチョコレート』が創業したのを機に、洗練されたブランディングが支持を集め、一気に広がったのです」(ショコラコーディネーター・市川歩美さん)

’11年頃には日本でもビーントゥバーが作られるように。

「そして’14年創業の『ミニマル』が、ビーントゥバーという言葉や世界観を強く打ち出し、そのおいしさにも後押しされて日本での人気が拡大。昨年は本場アメリカから『ダンデライオン・チョコレート』が上陸するなど、ますます広がりをみせています」(市川さん)

ここでは、そんなビーントゥバーの名店を2軒ご紹介します!

ダンデライオン・チョコレートファクトリー&カフェ蔵前

チョコレート
カジュアルな私服で立ち働く姿も、ビーントゥバーショップらしい光景。

’10年にサンフランシスコで創業したビーントゥバーブランド。ここ蔵前は、現地に次ぐ3店舗目の旗艦店。広い店内でひと際存在感を放つのが、1階のファクトリースペース。チョコレートの製造に必要な設備が揃えられ、職人の手仕事が間近で見られる。店頭に並ぶのは、蔵前で作られたオリジナルのバー3種類に本国製造のバーを加えた計6種類。また、チョコレートをふんだんに使ったペイストリーやドリンクもいただけるなど、楽しみ方がいっぱい。東京都台東区蔵前4-14-6  TEL:03・5833・7270 10:00~20:00(19:30LO) 不定休

チョコレート
ラインナップは6種類前後で各¥1,200。

ミニマル 富ヶ谷本店

チョコレート
右から、深い苦味とコクを感じるナッティー・ロースティー(ガーナ)¥1,080、ブラックベリーのような果実味が爽やかなフルーティー・ベリーライク(ベトナム)¥1,296。

ミニマルが作り出すバーは革新的。チョコレートといえば、口どけが滑らかなほどよいとされているが、こちらではあえてカカオ豆のザクザクとした食感を残すという手法。豆にできるだけストレスをかけず、そのものが持つ味や香りなどを引き出すためだ。定番である「フルーティー・ベリーライク」は、国際的なチョコレートの品評会「インターナショナル チョコレート アワード2016 世界大会」で銀賞を獲得。ビーントゥバーの魅力に目覚める人続出の一枚をぜひ。東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9  TEL:03・6322・9998 11:30~19:00 無休

市川歩美さん ショコラコーディネーター。チョコレートに惚れ込み25年以上、年間約2000種類を試食。雑誌やテレビなどのメディアで、注目のチョコレート情報を発信するほか、メーカーへの商品アドバイスなども行う。

※『anan』2017年1月18日号より。写真・清水奈緒 文・保手濱奈美

(by anan編集部)