「自分アポ入れ」で“リア充”に! “好きな人ができない”からの脱却法

2016.12.1
想像以上に“恋”は難しい? 彼氏がいない女子の約7割は、“好きな人もいない”のが現実。

そんな「好きな人ができない」と嘆く女性が陥りがちなこととは…働く女性のためのコンサルティング会社「ジョヤンテ」代表の川崎貴子さんと、「はぴきゃりアカデミー」代表の金沢悦子さんにお聞きしました!

遠くから見ているだけで満足かしら?
遠くから見ているだけで満足かしら?

「出会いがない」「時間がない」。そんな言い訳フレーズにご注意を。

「出会いがない…」。それは、多くの独身&彼氏ナシの女性たちが事あるごとに呟く常套句。そして二言目に出てくるのが、「時間がない」という言い訳。実はこれ、特に仕事に一生懸命なタイプの女性がハマりやすい一つ目の穴。

「“忙しくて出会えない”は、恋愛できない理由にはなりません。仕事の優先順位が高いのは当然のこととして、婚活中の女性にとっては、プライベートの予定も同様に重要度の高いもの。肝心なのは、自分の時間をマネジメントするという感覚。せっかく素敵な商品があるのに、肝心の“販促活動”をしなくては、売れるものも売れません。この理屈、仕事のデキるお嬢様方ならわかっていただけますよね?」(川崎さん)

「学生時代に比べて出会いが減るのは当然。足りない量をカバーするには、質を重視するのも手です。自分の好みの条件に合う人が、どんな場に出没しやすいかリサーチしてみましょう」(金沢さん)

ついつい言い訳フレーズを口にしているという女性たちは、“プライベートの充実が、出会いのカギ”。

【自分アポ入れ】例えば、「火曜日は絶対に誰かと会う日」と決め、それに合わせて仕事をこなす。プライベート優先で仕事の予定を立てれば、働く効率も上がる!

【趣味活】いわゆる合コンや婚活パーティではなく、趣味にまつわる集まり。あなたと本当に気の合う異性に出会えるかも?

鏡の中のあなたは、もう一人の私。
鏡の中のあなたは、もう一人の私。

行方不明なのは、自分だった!? 内なる声に耳を澄ませて。

若い頃は自然と異性との出会いがあり、彼氏もいて、なんとなく恋愛してきたつもりの人でも、大人になった途端に「で、私は一体どんな人が好きなんだろう?」と立ち止まってしまう瞬間があるはず。それも、“結婚”という2文字を前にしたらなおのこと。

「自分の好みがわからない、という人は、突き詰めれば自分自身がわかっていない証拠。就活で言えば、自己分析もできていないのに就職先を決めようとしているようなものです」(金沢さん)

「つまり、誰もが判で押したように同じスペックの人を追いかけるのは、無意味ということ。大切なのは“背が高い”“高学歴”といった条件ではなく、“自分の人生に必要なのはどんな人か”を具体的にイメージすることなのです。自分というものを正しく認識し、将来のビジョンさえしっかりとイメージできれば、もう恋愛迷子は卒業。“ダメ男”に構っている暇もなくなるはずです」(川崎さん)

そんな女性たちは、“ズバッと決断できる大人の女になる”ことが重要。

【一人○○】このタイプの人は、周囲の評価や意見に惑わされがち。一人ランチや一人カラオケなど、一人の時間を上手に乗りこなすことで鈍った判断力を養うべし。

【判断に迷ったら“結婚向き度”でチェック】情緒が安定している、会話力、傾聴力、相談力があるか、などがその基準。

川崎貴子さん 働く女性のためのコンサルティング会社「ジョヤンテ」代表。婚活結社「魔女のサバト」を主宰。http://ninoya.co.jp/service/sabbath

金沢悦子さん 「はぴきゃりアカデミー」代表。年間300人以上もの働く女性たちの“恋する仕事”発見をサポートする。http://happycareer.jp/

※『anan』2016年12月7日号より。イラスト・吉田トキオ 文・瀬尾麻美

(by anan編集部)