ここ2~3年の間に、全国各地で盛り上がりをみせている「ふるさと婚活」。地方自治体が、結婚をサポートするために、結婚に関する相談を受け付けたり、婚活イベントを開催したりしています。「若い男女の仲をせっせととりもつ“おせっかいおばさん”って、昔はよくいましたよね。全国各地の運営所を訪れたのですが、昔でいう“おせっかいおばさん”を、地域の方々がボランティアでされていて、本当に親身になってサポートされていました」(澤口さん)
行政と連携しているところもあるので、登録料やイベント参加料が安く、成婚料は一切かからないのも嬉しいポイント。都道府県によっては、成婚したら地元からお祝いの品のプレゼントも! 移住先での就職サポートをしている地域もあり、結婚だけでなく、移住後の仕事やライフスタイルについても相談できて、安心。「ふるさと」といっても、その地域に縁もゆかりもなくても登録できる地域も多く、むしろ歓迎モードだとか。各都道府県が定期的に合同ミーティングを開き、成婚例や有効なサービスなどを共有。成婚率が年々伸びているそうです。「ふるさと婚活」を利用して婚活エリアを一気に拡大してみては。
ふるさと婚活の【勝利の方程式】をご紹介します!
- 「どこでもお嫁に行きます!」と書く。
- 最初に会う場所は、ふるさとで設定する。
プロフィールや参加したお見合いパーティなどでは、「どこでもお嫁に行きます!」ということをアピールして。「土地への思いばかり語っていると“この地に住みたいだけでは?”と思われてしまう可能性が。『場所にこだわらず、いいご縁があれば結婚したい』という思いを伝えて」(大西さん)
いま住んでいる地元で「ふるさと婚活」を利用する場合は問題ありませんが、結婚するまで遠距離となる場合、初めて会う場所はふるさとで設定して。デートもなるべくふるさとを中心に行い自分が相手先へ通います。「いま住んでいる場所をベースに考えていると『ほんとに移住する気があるの?』と思われてしまいます」(大西さん)