「イケメンはセックスが下手」AV男優・しみけんが解説

2016.8.14
AV界はもちろん、最近は地上波のテレビにも登場し、豊富なセックスの知識を披露しているしみけんさん。あらゆるところにセックス傾向のヒントはにじみ出ている、と言います。
セックス・インストラクター しみけん AV男優。'79年生まれ。出演したAVは7500本以上。著書に『光り輝くクズでありたい』(扶桑社)が。クイズ王としても知られています。Twitterは@avshimiken。
セックス・インストラクター しみけん AV男優。’79年生まれ。出演したAVは7500本以上。著書に『光り輝くクズでありたい』(扶桑社)が。クイズ王としても知られています。Twitterは@avshimiken。

「大前提として“良いセックス”をする男は、女性だけでなく、あらゆる人や物に対して気遣いができます。やっぱり、“相手を気持ちよくさせてあげたい”という気持ちの根っこには、思いやりや気遣いがあると思う。逆に、自分が主人公、という意識で生きている男は、ハッキリ言ってろくでもない(笑)。そういう男は大抵、自分本位なセックスをする男なので、要注意。自分だけ気持ちよくなって、ハイ終わり、みたいな」

今回は、男性の体の特徴や見た目からどんなセックスをするのかをチェック!

手がしっとり湿っている男は肌を合わせると気持ちいい。

「セックスと体の水分量って、すごく深い関係があって、しっとり系の肌の人とのセックスは男女ともに気持ちがいいです。握手したときに手がしっとりしている男は、裸で抱き合ったとき、心地よいですよ」

薬指と人さし指の長さに差がある人は、エロい!

「母親のお腹にいるとき、男性ホルモンをたくさん浴びた人は、その2本の長さに差があります。男性ホルモンは性欲に大きく関係しているので、差があればあるほど、セックスに対して貪欲、つまりエロい男なんですね」

“鼻が大きい男は巨チン”説、あれって本当です。

「生物学には、“同じ種の個体の場合、寒い地方に生息するものほど体からの突出部が小さい”という、“アレンの法則”があります。鼻も性器も突出部。この法則に逆に則れば、鼻が大きい人はアレも大きい、となります」

腰まわりがスッキリした男は騎乗位でのセックスが上手い。

「女の子を上に乗せる騎乗位は、男側は結構腹筋を使うんです。腰まわりがビシッと引き締まってる男は、騎乗位好きで、なおかつ腰の振りが上手い。逆にお腹が出ている人は、あんまり女子を上手く動かせないかも」

爪のケアをきちんとしてる男は、定期的にセックスする女がいる。

「長い爪は女の子の体を傷つけてしまうので、僕は常に爪を短くしています。爪が伸び放題だったり、清潔感のない指先は、長い間女子に触っていない証拠。逆に、爪がキレイな男子には、お相手がいるかもしれません」

爪がキレイな男は、きっと愛撫も丁寧&気持ちいいかも。
爪がキレイな男は、きっと愛撫も丁寧&気持ちいいかも。

座っているときに背筋がピンッ! 姿勢の良い男は座位がお上手。

「体幹が強く、姿勢が良い男性は、座位が上手いです。特に対面座位をする場合、男子が腕で女性を支えてあげるのがベター。そうなったとき、猫背だとバランスが上手くとれないし、女性も体を預けられません」

ハゲていることを隠さない。そんな男は床上手!

「男にとってハゲは相当なコンプレックス。それを日常的にさらけ出しているということは、かなりオープンマインドな男です。相手のコンプレックスもなんのその、どんなことでも受け入れて、気持ちよくしてくれます」

洋服よりも小物や雑貨に興味。そういう人は、おもちゃ好き。

「ローターやバイブなど、おもちゃを使ったセックスをしたがる男は、アクセサリーとか、持ち歩いている雑貨にこだわりがある人が多い。デジタル系のおもちゃや、ガジェット好きな人もこっちかも」

太ももがパンパンの男は、一晩に何度も発射できちゃう。

「太ももは男性ホルモンレセプターが多い場所。大腿四頭筋を鍛えている男性の性欲の強さはハンパない。太ければ太いほどエロいと思います。スポーツ選手が夜も強いというのは、あながちウソじゃないんですよね」

イケメン、ハンサム、色男…。高ルックスの男は、ズバリ下手。

「僻みじゃないですよ?! でも実際、セックスできる機会が多いから、女子を気持ちよくして、またやらせてもらおう、なんて気持ちにならない=自分本位なセックスをするわけです。技術を磨く必要がないんでしょうね」

セックス・インストラクター しみけん AV男優。’79年生まれ。出演したAVは7500本以上。著書に『光り輝くクズでありたい』(扶桑社)が。クイズ王としても知られています。Twitterは@avshimiken。

※『anan』2015年8月12日・19日号より。写真・中島慶子 イラスト・我喜屋位瑳務

(by anan編集部)