「スクワット」でダイエット? 太りやすい体にサヨナラする方法

ライフスタイル
2018.02.16
女性の場合、全身の筋肉のうちの7割を占めているのが下肢の筋肉。一方、肩まわりや腕、首といった上肢の筋肉と、お腹や背中など体幹の筋肉の割合は各15%。下半身の筋肉が衰えると、たちまち太りやすい体に。スクワットで下肢の筋肉量を適正に保ちたい。
スクワット

下半身を鍛えることが、全身の引き締めにつながる。

さまざまな目的で運動に取り組む女性たちに、トレーナーの坂詰真二さんが勧めているのがスクワット。理由は、

「女性は全身の筋肉の7割がお尻や太もも、ふくらはぎといった下半身に集中しているからです。人の筋肉は1kg当たり、1日で約10kcalのエネルギーを消費しています。筋肉量が確保できていれば、何もしていなくてもエネルギーを消費してくれるので、太りにくい体になるというわけです」

お腹を引き締めたいと思って腹筋運動をしても、効果はほとんどなし。というのは、腹部の筋肉量はそれほど多くないから。シェイプアップ効果を狙うなら、お尻、太もも、ふくらはぎを一度に鍛えられるスクワットを取り入れる方が断然お得というわけ。

「食事制限だけで痩せると、脂肪だけでなく筋肉も落ちます。その後食事を元に戻すと筋肉が落ちたまま脂肪がつき、リバウンドしやすい体に」

これはもう、スクワットでリバウンド知らずの体になるしかない。

坂詰真二さん スポーツ&サイエンス代表。アスリートの指導やトレーナーの育成に努める。『世界一やせるスクワット』(日本文芸社)など著書多数。

Tシャツ&カップインキャミセット¥8,800 プリントレギンス¥8,300(共にエミ ヨガ/エミ ニュウマン新宿店 TEL:03・6380・1018)

※『anan』2018年2月21日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・原田ゆか 文・石飛カノ 撮影協力・アワビーズ

(by anan編集部)


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