パンや麺だけじゃない! 「グルテンフリー」ダイエットの基本

2018.2.4
小麦を抜けばカラダもココロも軽くなる。グルテンフリーダイエットの素朴な質問について医学博士の白澤卓二さんが答えてくれました。

Q.どのくらい続ければ効果があるの?

【A.】まずは2週間。カラダの変化を感じて。

「2週間小麦断ちしてみて何かしらの不調が改善されれば、今までグルテンがカラダに悪影響を及ぼしていた証拠。最初はだるさや頭痛などの禁断症状が出たりしますが、1週間もすれば慣れてくるはず。2週間経てば、頭が冴えて、カラダの軽さを感じられるでしょう」

Q.グルテンを含む食べ物ってどんなものがあるの?

グルテンフリー

【A.】パン、パスタ、点心類。カレーやシチューも注意。

「最もわかりやすいのがパン、パスタ、ラーメン、焼きそばなどの主食。そのほかギョーザやシューマイなどの点心類にも小麦粉が使われています。また市販のカレールーやシチューには、とろみを加えるために、小麦粉が使用されていることが多いので、気を付けて」

Q.グルテンフリー生活中にアルコールはNG?

グルテンフリー

【A.】グルテンを含む飲料を控えれば大丈夫。

「まずビールやウイスキーがベースのハイボールはNG 。気をつけたいのはサワー類。麦焼酎がベースになっているものが多いので、なるべく避けましょう。グルテンを含まないアルコール類には、赤ワイン、純米系の日本酒、ラム酒、テキーラなどがあります」

Q.アンチエイジングや美容にも良いってホント?

【A.】細胞の老化をストップ。美肌づくりにも効果を発揮。

「グルテンフリー生活を続ければ、腸を健康に保てるので、栄養をうまく吸収することができ、早い段階で肌荒れが解消するケースが多いんです。また小麦の糖質を摂取しなければ、糖化を防ぎやすくなるので、シミやシワ、たるみの改善にも期待できます」

白澤卓二さん 医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長。近著に『「幸せだった」といって死ぬために 100歳時代の食べ方・生き方』。

※2018年2月7日号より。イラスト・加納徳博 文・鈴木恵美

(by anan編集部)


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