家事の手抜きは悪ではない! 働く女子のラクチン掃除法とは

2018.1.29
家事の全てを丁寧にやってこそ女子…なんて、冗談じゃありません!! 減らせるものはとことん減らし、どんどんラクをすべし。そのための技術とアイデアを紹介。

完璧を目指すのはやめる! 手抜きは悪くありません。

家事

何かと便利になった昨今の世の中。そのおかげで家事の時間もグッと短縮されたかと思いきや…。

「実はここ20年で、1日10分くらいしか短縮されていない。逆に、おしゃれ着の洗濯が自宅でできるようになったり、清潔志向が高まっていることで、家事は増えているのが実情です。手抜きをすると“だらしない”などと言われた時代もありましたが、このご時世、特に働いている女性が、あれもこれも完璧にやろうとするのは、もはや無理。手抜きは悪ではなく、むしろ合理化なんです」

と語るのは、知的家事プロデューサーの本間朝子さん。

「日々の家事の難易度を下げましょう。例えば、平日はフローリングワイパーで気になるところだけ拭き、掃除機は週末のみにするとか。あるいはどうにも苦手なことは、業者に頼むのも手です。また、“汚さない暮らし方”を意識するのも一つの手。そうすることで、イヤな家事を少しずつ減らすことができますよ」

家事を減らすために心がけることをご紹介。

帰宅後まず座って一息するのをやめ、“散らかさない動線”を体で覚える。

「私の場合、まずキッチンに食材などを置き、コートやバッグ置き場に行き片付け、同時にその付近に置いたゴミ箱にDMなどを捨てる。着替え後脱いだ服を洗濯機近くに置き、手を洗いアクセを外し収納し、キッチンに戻り食材を片付けます」

フローリングワイパーの幅の分だけ、家具と壁の間を空けておく。

「掃除に関しては、“掃除しやすい環境”にしておくことが大事。例えば家具を置く場合、フローリングワイパーが入る幅の分、壁から離して設置すると、掃除がしやすくなります。それだけで、“やりたくない気分”が少しは減るものです」

ほんま・あさこ 知的家事プロデューサー。著書に『忙しくても家をキレイにしておきたい!「やらないこと」から決める世界一シンプルな家事』(日本実業出版社)など。

※『anan』2018年1月31日号より。イラスト・micca (C)kazoka30

(by anan編集部)


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