欅坂46“ふーちゃん”がお尻で…感激の“ヒップはらまき”
2017.12.15
体温管理の重要な鍵となる血管が集まるのが、実はお尻。放っておくと太い血管から全身に冷えが広がるのみならず、内臓冷えなどの危険も。寒い日でも冷え知らずになる、お尻を丸ごと覆って温める“ヒップはらまき” 活用法を伝授! モデルとして登場いただいた欅坂46の齋藤冬優花さんも「ずっとポカポカ」と感激の様子。
首、肩、腰…様々な部位の痛みと向き合う“ペインクリニック”の院長として、それらの根底にある“冷え”について研究している、麻酔専門医の富永喜代先生。なぜ、“お尻”にアプローチするのが効果的なのでしょうか?
「冷えを防ぐには、体温が逃げやすい部位を覆うことが重要。その部位とは、頸動脈、腋窩(えきか)動脈、大腿動脈で、下半身の血流に大きく関わるのが、脚の付け根にあり、下半身の血液循環の出発点となる大腿動脈です。そこで、通常よりも長いはらまきで下腹部から脚の付け根までを覆うことで、熱の発散を防ぎ、足先にも温かい血液を送ることができます。また、この通称“ヒップはらまき”なら、お尻の一番凹んだ部分から肛門の間にある、静脈の交流地点・仙骨静脈叢そうも覆える。ここを保温することで血液が温かいまま心臓に戻り、全身が温かく感じられますよ」
ヒップはらまきにより下半身が温かくなれば、脳が気持ちいいと感じて心身がリラックスモードに。
「交感神経優位から副交感神経優位に変わるので血管が広がり、筋肉の緊張もゆるむ。ツラいコリや痛みが軽減していくとともに、冷えやすい体とおさらばできます」
昼も夜も、職場でも家でも。生活の一部として愛用を。
屋外は寒いのに、室内は暖房で暑い…。そんな冬の職場でこそ、過度な厚着をせずヒップはらまきで体温管理を。家の中では、ズボンの上からつけると、動きを邪魔せず快適。寝る時はパジャマの上にヒップはらまきをつければ、靴下なしでもポカポカに。足先から熱が逃げるので、カラダの中枢の温度調節が上手くいき、寝つきもよくなる。
ヒップはらまき選びのポイント
静電気が起こりにくい綿素材がベター。外出用には薄手のものが目立ちにくい。ただ、素材よりも大切なのは長さ。腰回りからお尻をすっぽり覆えるように、38cm以上のものを選んで。
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