悪い姿勢の代表格“猫背”を治す、朝昼夜トレーニング

2017.10.18
イライラしやすい、眠りが浅い、風邪をひきやすい、疲れが抜けない…それらの悩み、“猫背”が原因かも?
猫背

猫背になっているかどうか、さっそくチェックを!

壁に頭と背中とかかとをつけて立とうとすると、腰が反る。

自然に立った姿勢を横から見ると、肩がカラダの中心より前に出る。

当てはまった方は…親指とそれ以外の指でL字を作り肋骨の一番下に当て、人さし指の高さに合わせて親指を背骨にグッと近づけた先にあり、大胸筋、広背筋、僧帽筋に影響する“胸椎11番”へのアプローチを。教えてくれたのは、せぼねじれ調整院Re‐Cure代表・金井良友さんです。

【朝:股関節をゆるめて背骨を整える。】

猫背

仰向けになりリラックス。おへそから左右に指4本分離れた位置(腸腰筋のポイント)を両手の指で押さえる。両膝を立て、ゆるく開いた状態から、さらにもう少し膝を広げるようにパタパタ揺らす。無理に開脚しようとせず、8割くらいの開脚度で揺らすと効果的。揺らす時に胸椎11番を意識して。30回ほど。

【昼:前傾姿勢で疲れた筋肉をほぐす。】

猫背

壁に背中とかかとをつけて立つ。両手を頭上に伸ばし、手のひらを合わせる。次に手の甲と甲を合わせてから、頭の上に落とす。手のひらを外に向けたまま、体のラインに沿わせるようにしながら両手を下ろす。肩甲骨まわりの筋肉をしっかり使って呼吸は自然に。同じ動きを5回繰り返す。

【夜:肘を揺らし、肩の柔軟性を回復。】

猫背

縦にしたストレッチポールに背骨を乗せ、膝を立てて仰向けになる(ストレッチポールがない場合は、ブランケットや毛布などを円筒形に丸めて使う)。両肘を曲げ、両鎖骨の上に親指以外の4本の指を乗せる。肘の角度を上、斜め上、横、斜め下、下に向けるようにして、各場所で肘を10回揺らす。揺らす時に胸椎11番を意識して。呼吸は自然に。

金井良友さん せぼねじれ調整院Re‐Cure代表。背骨調整に特化した独自の施術で、痛みや不調の改善だけでなく、心への影響など、背骨調整の可能性を開拓。後進の育成にも励む。

トップス¥9,200 レギンス¥7,500(共にスリア/インターテック)

※『anan』2017年10月25日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・原田ゆか 取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)


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