事情1 思い込みや幻想に毒されていませんか?
だけど、いい人が周りにいなくて…。そういう声もよく耳にする。下のアンケートもそんな事情を反映した結果に。その裏には、「素敵な男性と付き合えば、彼が幸せにしてくれる」という思い込みがあるのでは、と恋愛本を数多く手がける二村ヒトシさんは指摘。
「相手に幸せにしてもらおうなんて、虫のいい話。恋愛は、恋人との密な関係のなかで、自分の内面と徹底的に向き合うプロセス。それによって、自分が求めていることを知り、自分で自分を幸せにする道を見つける、それが正しい在り方」
恋愛経験が少ない人ほど、インスタなどで他人の素敵な彼氏やおしゃれなデートを見て「恋愛ってこういうものなんだ」と鵜呑みにしやすい傾向も。
「インスタは都合のいいことしかアップされません。そうしたものばかり見ていると、ついハードルが上がることに。早くそれに気づかないと、現実的な恋愛対象は売り切れます」(婚活マーケッター・臼井令子さん)
ロマンティックな恋愛は、それこそコンテンツで楽しむので十分。世間一般のスペックでは測れない、自分にとっての“いい男”が必ずいると、二村さん。
「最初から完成していなくていいんです。一緒にいることで、お互いに成長できる人があなたのいい男。そう心得て」
事情2 恋のスタンスを見直すだけで大きな効果が。
上のデータは、自分から告白した人数と恋人の有無の相関を表したもの。これを見ても、行動に起こせるタイプのほうが恋を成就させているとわかる。でもいきなり告白まで目指す必要はない、と臼井さん。まずは、男性を紹介されたらあまり好みじゃなくても、異性として接する。おしゃれをして食事をする。こうした“練習”を重ねておくことが大事。
「練習を積むことで恋愛力は磨かれるもの。いいなと思う人が現れたとき、その経験値が必ず生きてきます。アプローチは好意をほのめかすだけでも効果的。あなたの意思が明確にわかれば、男性から告白してくれることも」(臼井さん)
2番目のデータを見ると、恋愛に積極的な人と受け身な人で、経験値に大きな差が出ることがわかる。いざというとき結果を出すためにも、練習は欠かせない。
「あと、男性と出会ったとき、『付き合いたいか』より、『肌を重ねられるか』という視点で妄想してみると、男選びが頭でっかちになりすぎないと思います。心のなかで思うだけならリスクはないし、自分が“選ぶ”という感覚を養うのにも役立ちます」と、二村さん。
恋に前向きになり、少し頑張ってみる、それだけできっと未来が拓けてくる!
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