自分に合ったリハビリで、徐々に恋愛戦線へ復帰して。
男性の草食化の影響もあって、一度遠ざかってしまうと、恋愛戦線に復帰するのがどんどん難しくなる現代。そうして長らくときめきを忘れてしまった状態の女子は、“干物女”と呼ばれます。
「そこから復帰するためにはリハビリが必要。準備なしに実戦に出るとヘマをしやすく、心が折れてしまうことも。低いハードルから始めて、徐々に恋に慣れましょう」(恋愛研究者・ANNAさん)
まずは、最後にときめきを感じたのが何年前かによって恋愛干物レベルをチェック。
あなたはどれ? 恋愛干物レベル
・ときめきナシ期間2年未満「恋愛一夜干しレベル」
実戦復帰は遠くない。“練習試合”で勘を取り戻す!
干物女のなかでは、恋から遠ざかってからまだ日が浅く、比較的少ないリハビリで恋愛戦線に復帰することができるレベル。「忙しく過ごしていると2年なんてあっという間に過ぎますが、確実に恋愛の勘は衰えています。スポーツで言えば、大会に出る前の練習試合のような感覚で、実戦に近いリハビリを積極的に行いましょう」
・ときめきナシ期間2~5年「恋愛干物レベル」
小さな心がけで、恋をだんだん“生活の一部”に!
恋をしないのが、当たり前に近い状態。「このレベルの人は、恋ナシ期間を過ごすうちに、日常生活と恋の間に段差ができてしまっています。段差をつなぐスロープを作るべく、行動面と精神面のリハビリをしましょう。ほとんどの恋が生活の中で芽生えています。ほんの小さな心がけで、ときめきも恋のチャンスも取り戻せますよ」
・ときめきナシ期間5年超「恋愛化石レベル」
リハビリで少しずつ、“筋力”を取り戻して。
ときめきナシ生活が当たり前になってから久しく、恋愛に必要な筋力がほぼない状態。「恋ナシでも幸せに生きていける人なのかも。けれどもし恋をしたいなら、自分は恋愛においては“500mlのペットボトルを持つ筋力があるか怪しいレベル”という認識を。恋に対して心を開き、恋愛のスタートラインに立つことが目標です」
具体的には、どうすればいいのでしょうか?
千里の道も一歩から。リハビリで、恋の筋力を取り戻す!
Mission:外に出る。
ルーティンからはみ出た行動をしてみましょう。
当然ながら、男性との接触が全くなければ、恋は生まれません。「しかし干物状態の人は、いきなり合コンなどに行ってもときめけなかったり、ときめいたとしても挙動不審になったりしがち。化石レベルの人なら“男性のいる空間に出向く”など、男性がいる状態や、男という生き物に慣れるところから始めて。現場で楽しめるようになればリハビリ成功です」
例えば…
・男性のいる空間に出向く…生身の男性と接する。
「美容院や居酒屋などの接客でもいいので、意識的に生身の男性と接する機会を増やして。男性に慣れて身構えなくなっていけば、あなたの魅力が自然と発揮されるように」
・恋人がいる女友達オンリーの女子会を開催する…“焦り”と“羨望”をカンフル剤にする。
「グチを言いつつも楽しそうな女性たちといると、焦りや羨望、居心地の悪さを感じるはず。自分を変えようと発奮する契機になるので、自分を追い込む女子会を開催してみて」
・男性からちやほやされる場所に出かける…女性として扱われる感覚を思い出す。
「自分を好きな男性と会ったり、女性の少ない飲み屋などにGO。女性扱いされる場に身を置き、自分への自信や、男性から意識される快感を思い出すことで、女スイッチをオンに」
Mission:ネットで活動する。
気軽に、家にいながら、匿名で始められるリハビリ。
自分の生活範囲内では絶対に出会えない人や、同じ趣味を持つ人と簡単につながれるため、出会いにもってこいのツールですが、リハビリにも有用。「実際に出会うところまでいかずとも、男性と接する練習をしたり、やる気を引き出すカンフル剤としても使えます。いつでも始められて、いつでもやめられる気軽さもポイント。慣れてきたら出会いにも活用してみて」
例えば…
・出会い系アプリに登録する…恋愛対象として男性を観賞する練習を。
「出会い系アプリなら、連絡が取れる独身男性の顔やプロフを大量に観賞できます。言葉は悪いけれど、この品定めで、恋愛相手を選ぶ際のリアルな感覚がよみがえるはずです」
・匿名で恋愛記録ブログを始める…読者に宣言することで、否が応でも行動する。
「頑張る経過をブログに書くことで自分の状況を客観的に整理できるだけでなく、公に宣言することで後に引けなくなるので、恋に関して面倒くさがりな干物女子にはピッタリです」