おっぱいの「黒ずみ」「ニキビ」がヤバい…原因は?

2017.9.19
乳首がヘン、形がヘン、サイズがヘン! 人に言えない胸のお悩み、専門家の先生に答えていただきました。今回は胸まわりの「肌、毛」についてです。

Q:下乳の黒ずみがヤバいレベルです。

【ブラジャーの見直しが先決! 皮膚科で相談するのも手】

悩み

「黒ずみは一度できると解消が難しいので、予防をすることが第一。サイズの合わないブラジャーによって肌が擦れたり、紫外線の影響でメラニンが活性化してできる場合が多いのです。ジャストサイズの下着をつける、日焼け止めを塗る、など対処を」(KM銀座クリニック銀座院院長・増田路子先生)「黒ずみができてしまったときは、除去するクリームを皮膚科で処方してもらえることもあります。気になる人は、一度、お医者さんに相談してみてください」(エステティシャン・緒方玲子さん)

Q:胸全体に、若草のようなウブ毛がサワサワ…。

【自分で剃るのも手。ただし、保湿はしっかりと】
「デコルテやバストのウブ毛は、誰しも生えています。ただ、人それぞれに毛穴の数や、生える毛の長さや太さが異なるため、ウブ毛が多いと感じる人もいます。レーザーによる処置を考える人もいるかもしれませんが、毛の色が薄いとレーザーが反応せず、うまく処理ができないことも。それよりも、腕や脚の毛を処理する感覚で、セルフケアするのも一案。ただし、剃った後は、表面が乾燥して肌が荒れやすいので、ボディローションやクリームで保湿を」(増田先生)

Q:乳首を中心に、びっくりするくらい太い毛が生えます。

【自分で脱毛するのは絶対にダメ! 生活習慣の改善を】
「乳輪あたりに太い毛が生える原因は、体質と、生活サイクルの乱れなどによりホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが強くなっている可能性の2つが考えられます。気になるからと、毛抜きで抜くのはやめましょう。粘膜部分はとてもデリケートなため炎症を起こしやすい箇所。クリニックによっては脱毛することも可能ですが、黒い色素に反応するレーザーを使う脱毛法だと、乳首の色素に反応をしてやけどをする可能性も。各病院で説明を聞いた上で、施術先を決めましょう」(増田先生)

Q:胸にブツブツができます。これってニキビ?

【原因を見極めて、下着選びや生活習慣の見直しを】

18

「バストは毛穴が多く、皮脂分泌が活発。また、下着をつけるため、ムレたり汗をかきやすいなど、肌が荒れやすい場所です。ブツブツには種類があり、下着の金属や繊維の接触で起こる湿疹は全体に、毛穴の詰まりが炎症を引き起こしたニキビはデコルテに特に多い悩み。わきや谷間、下乳部分など汗がたまりやすい場所はじんましんやあせもができやすい箇所。通気性のいい素材かつ締め付けない下着を選んだり、汗を拭くなどの対処を。ニキビの場合は、生活習慣の改善も大事です」(増田先生)

Q:乳首や胸の皮がむけます。これって病気?

【乾燥が主な原因。保湿と紫外線対策をしっかりと】
「乾燥している可能性が高いので、バストトップまでしっかりと保湿をするようにしてください。紫外線が肌の乾燥を引き起こしているケースも多いため、外出時は胸にも日焼け止めを塗るといいでしょう。また、ブラジャーでバストトップや胸全体が擦れて刺激となり、皮膚がむけやすくなっていることも、ひとつの原因として考えられます。自分のサイズにきちんと合ったものをつけることが、解決の一歩になります」(緒方さん)

緒方玲子さん エステティシャン、ビューティーアドバイザー。東京・赤坂の「美馬メディカルエステ」で、デコルテやバストアップマッサージのコースを考案、施術を行う。女性の悩みに細やかに対応。

増田路子先生 形成外科医。美容皮膚科をメインに肌や脱毛、メディカルダイエットなどをサポートする美容クリニック「KM銀座クリニック」銀座院院長。女性ならではの目線で患者の悩みに寄り添う。

※『anan』2017年9月20日号より。イラスト・大山奈歩 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

【人気記事】
※今年の秋は“グレンチェック”! 今っぽいコーデとは…

【彼女気取りかよ…】男が友達に晒した「ドン引き女子LINE」3つ
田中圭さん登場!美しい髪になる魔法をかけて!