お互いに信頼感も芽生えたら、試してみたくなるのが、理性まで興奮させる挑発的行為。
「単にセックスするだけでなく、シチュエーションやタブーを演出して脳を興奮させる…。動物の中で、人間にしかできない楽しみ方でしょうね」(米山さん)
心理学的なセオリーはあるけれど、どの方法がより自分たちの好みと合うかは人それぞれ。
「二人の性的嗜好が合えば、心もカラダも溶け合う、最高の体験になるでしょう」(心理カウンセラー・塚越友子さん)
さっそく、心理的な挑発アクションの極意をお教えします!
“非日常”で、彼のスイッチON!
【胸元や背中がちらりと見える服を着る。】
「女性の胸元や背中など、普段見えない部分がちら見えすると、男の性的興奮はアップ。でもあからさまに見えると興醒めなので、不意に見えてしまう加減が大事」(米山さん)
【声のトーンを普段より低め、ゆっくりにする。】
「二人になった途端、女性の声のトーンがゆっくり低音に変わると、男はドキッとしてしまうもの。いつも明るいタイプの女性ほど、その変化は効果的です」(米山さん)
【ナチュラルカラーの網タイツを履く。】
「服装でセクシーさを演出する場合でも、やりすぎると男性は引きます。ナチュラルカラーの網タイツは、近づいた人しか気づかない、秘めた色気を醸せます」(塚越さん)
“禁断”を破るのが背徳の悦び
【食事中、テーブルの下で脚をスリスリする。】
「人には見えないテーブルの下などで、彼の脚に自分の脚を絡めたり、スリスリとすり寄せたり。それ以上は進めない状況での触れ合いに、興奮が増してきます」(塚越さん)
【二人の関係を内緒にしておく。】
「仲間内や職場などで二人の関係を秘密にする。秘密を共有し合う“禁断”の関係は、オープンな関係より刺激的。アイコンタクトだけでも十分盛り上がれます」(塚越さん)
【彼の欲求にダメと言う。】
「ダメと言われるとしたくなるのが人間の本能。ただ、今の男は拒否されると弱いので、ハードル設定は極力低く。ダメと言いながら、受け入れる態勢を見せて」(塚越さん)
“SM”で心の扉を解放する
【女性から積極的に攻める。】
「男性が攻めるものという固定観念を崩して、自分の心を解放してみる。それまでタブーと思っていた心の枷が外れることで、自由にセックスが楽しめるかも」(塚越さん)
【彼をなかなかイカせない。】
「目標設定したものをクリアするのが男の喜び。すぐに射精するセックスより、絶頂感をなかなか味わわせてもらえない方が、イケた時の満足度がより上がる」(米山さん)
【目隠し、手縛りをしてみる。】
「SMプレイは、視覚的な興奮と背徳感を同時に味わえる行為。ただ難易度は高いので、目隠しや手縛り程度で十分。痛みを感じない程度のソフトな縛り方で」(塚越さん)
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